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CastelliのAero Race6.0ジャージとビブショーツで15ワットのエアロ効果を得る!

機材情報
Photo credit: Wouter de Bruijn on VisualHunt.com
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Castelliは2019年シーズンの新しいAero Race 6.0ジャージとAero Race 4.0のビブショーツを発表。

すでにCastelliはTeam Skyにウェアを提供してSkyは新しいジャージでレースに出場している。

Castelliは、昨シーズンのレースで使用したジャージに比べてなんと15ワットの飛躍的な向上を示していると主張。そんなに変わるものなんですかねえ~。

 

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Castelli

https://www.castelli-cycling.com/us/

 

サソリマークのCastelliは1876年に創業されたイタリアのブランド。

2006年にSaunier Duval-Prodir(スペインのコンチネンタルチーム)で最初のエアロジャージを生産。当時はエアロはTT専用だった。

その後2009年にCervéloTest Teamと提携。

最初のAERO JERSEYプロジェクトはSPLIT SECONDと呼ばれ、その後、プロプロトンではエアロジャージが浸透していくことになる。

 

2017年からTeam Skyとウェアスポンサー契約。

http://www.cyclingnews.com/news/

 

2019年シーズンのTeam Skyユニフォームはこちらで紹介しています。

 

 

Castelli Aero Race6.0ジャージ

Castelliは、2019年新しいジャージとビブショーツを発表。2018年のジャージとビブショーツの組み合わせと比較して、時速40kmで3ワット、時速50kmで15ワット節約できるという。

Team skyのジャージも当然、Aero Race 6.0ジャージとAero Race 4.0ビブショーツだ

ということは、ウェアだけでタイムの短縮が出来るということになりますね。

 

ちなみにAero Race の後の数字はアップデートの回数を表している。

 

https://www.castelli-cycling.com/us/

Castelliによれば、空力効率のこの進歩はCFD試験に合格済みだという。

新しい縫い目の配置と構造、レーザーカットスリーブの改善もされ、とても軽量に仕上がっており、ミディアムサイズで109グラムだ。

 

https://valcismon-media-prod.s3.amazonaws.com/sys-master/images/h65/h87/8925910728734/451900919p-062_01_1400Wx1400H#zoom

LIGHT/STEEL BLUE

2019年シーズンからUCIによって空力学的に有利になるような加工をしてはならない。

エアロ効果を高める加工をしてはいけない、と規定されたので、ボルテックスジェネレーターとかはなくなってしまっている。

とても残念です。間違いなく効果のあるものなのに採用されないとは~。

 

ボルテックスジェネレーターとは

物体表面に突起を配置することで、その後ろ側に意図的に乱流(=渦流)を発生させ、空気抵抗を小さくするための装置のこと。飛行機の翼やレーシングカー・新幹線などにも装備されている機能。

渦流生成器(かりゅうせいせいき)とも呼ばれている。

下の写真では、袖の部分の突起物のこと。

photo:Makoto.AYANO

 

バックはこんな感じ。通気性のための3Dメッシュバックとなっています。

https://valcismon-media-prod.s3.amazonaws.com/sys-master/images/h65/h87/8925910728734/451900919p-062_01_1400Wx1400H#zoom

LIGHT/STEEL BLUE

 

ジャージの色は3種類

https://valcismon-media-prod.s3.amazonaws.com/sys-master/images/h65/h87/8925910728734/451900919p-062_01_1400Wx1400H#zoom

DARK GRAY

 

バックの赤のラインがデザイン的にいいですね!

https://valcismon-media-prod.s3.amazonaws.com/sys-master/images/h65/h87/8925910728734/451900919p-062_01_1400Wx1400H#zoom

DARK GRAY

 

Aero Race 4.0のビブショーツ

Photo Castelli

ビブショーツについては、4回目のメジャーアップデートまでには12年の歳月があり、何百万kmもの開発のためのテストとレースからのヒィードバックがあったと言っている。

 

ブランドディレクター

https://www.cyclist.co.uk/reviews/5377/castelli-2019-product-photos#0

 

足の部分には、ディンプル加工を施してあり、空気抵抗の削減に効果を発揮。

 

パットについても改善があり、肌に磨耗を少なくするためにシームレスな構造に改良。

Progetto X2は、Kiss Air 2パッドと組み合わせて減衰力を高め、それまでのモデルのCastelliパッドのミニマル感をそのまま保っている。

ジャージと同様に、ミディアムサイズで176グラムの軽量ショーツを手にいれることが出来る。

 

ライドテスト

cyclingweeklyが2018年の終わりにマヨルカ(スペイン)でAero Race 6.0ジャージとAero Race 4.0のビブショーツをテストした。

このCastelliキットはイタリアの古典的なサイズに従っており、本当にレースフィットしていて、とてもエアロタイト。

現時点では自分のフィットしないメイクアップ(体型か)にもかかわらず、ビブショーツとジャージをテストした。

下のライダーのことですね。そんなに太ってはないけど~。

 

縦長のシリコングリッパーを備えた新しく更新されたレーザーカットの端のおかげで、ショートパンツは脚の周りに非常によくフィット!

これらのグリッパーは制限を感じたり、私のやや毛深い季節外れの足を引っ張ったりしませんでした。

 

https://www.cyclingweekly.com/news/product-news/castelli-claim-15watts-savings-new-aero-jersey-shorts-405390

私はパッドにあまり関心をよせていませんでした。しかし、それはとても快適。

テストライドでのバイクは私のものではなく、サドルも通常使うものとは違っていた。ですが、そのクッション性はとても良いものと感じることが出来た。

 

https://www.cyclingweekly.com/news/product-news/castelli-claim-15watts-savings-new-aero-jersey-shorts-405390

ジャージはには素晴らしい感触を持っています、空力的性能を助けるために非常にタイトです。

袖は非常に長く、肘のすぐ手前で止まります。 ローカットカラーは首にまったく干渉せず、ウエストはまったく切り込みません。

ポケットは一杯になってもたるみが生じません。これまでのところ、Castelliからの新しいキットにはとても好感触です。

 
2019年シーズンのAero Race 6.0ジャージとAero Race 4.0のショートパンツは日本のサイトでは、現時点ではまだ発売されていません。海外公式サイトでは1月21日から購入可能となっています。

カステリ公式サイト AERO RACE 6.0 JERSEY FZ

 

世界最速と言われているエアロジャージ Endura D2Z『Road Suit』となると定価4万円以上するので買える値段ではありません。
ですが、Aero Race 6.0ジャージとAero Race 4.0のショートパンツはそこまで高くないので手が出せそうです。
日本のサイトで買えるようになったら是非欲しい新商品です。

 

 

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