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カレブ・ユアンはLotto Soudalが降格してもどこにも行かない

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Photo credit: davidgard30 on Visualhunt
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正式には12月に発表となるけど、来シーズンからLotto-Dstnyとチーム名変更となるLotto Soudalは、ワールドチームではなくなる。

 

新しく、タイトルスポンサーとなるDstnyは、年初の段階で降格が分かっていれば、スポンサー契約はなかったとか言っていた。だが、降格はかなり前からポイントを計算していれば分かっていたはず。

チームの命運を左右するライダーの一人であるカレブ・ユアンは今シーズンも度重なる落車でグランツールでは活躍出来なかった。

ただ、カレブ・ユアンは来シーズンからもチームで走ることが決定している。

 

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2024年までチームに在籍

 

Lotto Soudalの広報担当者は、チームの状況にもかかわらず、カレブ・ユアンは「どこにも行かない」ことを明言している。

広報担当者が言うには

「カレブは、チームに残ると社内で言っている。現在、我々は彼の来シーズンのプログラムや目標について計画し、議論しているところだ。

他の選手と同様にユアンも離脱を希望していたかもしれないが、降格が迫っていても何も変わらない。

変わるかもしれないが、変わらない。降格の可能性はシーズン中の問題であり、ユアンも承知していた。しかし、彼は常に我々と一緒にいることを表明しており、何も変わらないだろう。

常にオプションのライダーは、降格かどうかを残しておきたいことがある。我々はこれまで何度もこのような状況を見てきたし、チームも見てきた。しかし、どのライダーも去りたいと言っている様子はない。

カレブは、ジャスパー・デブイストと共に契約を延長した。2023年、この2人のコンビは倒すのが難しいだろう。

彼らにとっては何も変わらない。来年もこれまでと同じように、大きなレースで優勝を争うことになるだろう。」

 

カレブ・ユアンは2024年まで契約を延長しており、移籍など全く考えていないということだ。

プロチームとなること

仮に、Lotto Soudalがプロチームとなってもカレブ・ユアンが望むレースには出場することが出来る。

これは、Lotto Soudalが2022年シーズンのUCI獲得ポイント数が関係している。Lotto Soudalは2022年シーズン、6934UCIポイントを獲得しておりチームランキング14位。

Alpecin-DeceuninckとTeam Arkéa Samsicはワールドチームとなる予定なので、プロチームとして考えると、TotalEnergiesを押さえて1位となる。

プロチームとなっても、2022年シーズンのAlpecin-Deceuninckと同じように、ワールドツアーレースには招待されるし、拒否も出来る。

逆にメリットもある訳だ。これについて、広報担当は話を続ける。

 

「カレブにとって昨シーズンの最大の目標であったツール、ジロ、ミラノ~サンレモはまだ走ることができるだろう。

彼のレースプログラムはあまり変わっていないので、彼にとっても私たちにとっても、状況は変わりない。目標は同じで、プログラムも同じだ。誰かが別のコースを取ることに何のメリットもないんだ。

来季のプロジェクトについて、すべてのライダーに納得してもらうためには、いくつかのステップを踏んで、より良い方向へ、チームのために変えていく方法を考えなければならなかった。

例えばカレブは、”僕はこのチームにコミットしている、彼らは僕とチーム全体のために計画を持っている “と言ってくれた。」

 

チームのスポークスマンは、チームの降格を長期的には「一歩下がってさらに前進する機会」と考えており、前向きにとらえている感じもする。

チーム予算も少なくて済むし、3年我慢すると言った感じか。ポイントを確実に取得できる体制を作り直す機会ともなりそうだ。

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