2012年ツール・ド・フランスの覇者であるブラットリー・ウィギンズはイネオスのツールドフランスメンバーセレクトについて批判。
今度は、監督責任について言及した。サッカーのマネージャーなら解任だと。
確かに、日本のプロ野球でも成績が悪いと監督は辞任する。だが、自転車の場合にはねえ~。
イネオスのツール支配
ツールのメンバーにおいて、ゲラント・トーマスはジロへ。クリス・フルームはブエルタに振り分けられた。
ツールはエガン・ベルナルをリーダーとしてレースをすすめたが、第15ステージでエガン・ベルナルはクラックしてしまう。
第16ステージではリチャル・カラパスが2位となり、パヴェル・シヴァコフは4位となる。
だが、これはイネオスが描いていたツールではない。間違いなく、イネオスの今年のツールは失敗だった。
2012年から続いたツールの支配は、2014年にクリス・フルームが骨折してリタイヤし、ニバリが獲得した年を除いて連続していた。
ブラットリー・ウィギンズはユーロスボーツのポットキャストの中で
毎年トップを維持するのは難しく、今年はうまくいかなかった。何があったのか分からない。
パフォーマンスを重視し、シーズンを計画的に過ごすチームにとって、それはある理由で、あるいは別の理由で、彼らのために機能していない。これがサッカーだったら、デイブは辞めていただろう。
通常のシーズンとは違っていたことも負けた要因の一つだと言う。レースによって積み上げていくコンデションが作れなかったこともある。
再び帰ってくる
しかしウィギンズは、ブレイスフォードが再びツール・ド・フランスを制覇できるチームを作るために戻ってくると確信している。
デイブは以前にもここに来たことがあり、彼らは再編成と再計画を行い、来年はフルラインナップで戻ってくるだろう。
世界が通常の状態に戻れば、それは助けになるだろう。
と主張した。来シーズンが正常になるかは誰にもわからないけど。
イネオスには、来年アダム・イェーツが移籍してくる。
そして、第16ステージ終了時点で総合6位のリッチー・ポートも移籍してくるという噂がある。
彼らが加わればアシストは充実するが、また誰がリーダーとなるかという余分な競争も巻き起こってしまうかもしれない。
来年のイネオスのツールリーダーは誰になるだろうか?
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