今年大ブレークしたEF Education-EasyPostのベン・ヒーリーが契約延長のニュース。
2022年にチーム入りし、逃げて目立っていたライダーだった。リエージュ〜バストーニュ〜リエージュの活躍もあり、急遽ジロ・デ・イタリアにも出場。ここでの勝利もあってチームは早々に契約延長をしている。
2026年までEF Education-EasyPostと契約しているのはベン・ヒーリーただ一人だ。
2026年まで契約延長
Get ready for more Ben Healy Breakaway™️ action! The young Irishman will continue to race in pink as he extends his contract to a multi year deal.
“This team is just a nice environment to be in. It gives me a lot of opportunities to race the way that I want to race. It is just… pic.twitter.com/Gh7ZOWhl9K
— EF Pro Cycling (@EFprocycling) June 20, 2023
ベン・ヒーリーは、2022年英国のTrinity Racingから移籍。Trinity Racingからは、プロ入りした選手が多数いる。
- INEOS Grenadiers ベン・ターナー 2022年から
- EF Education-EasyPost ベン・ヘンリー 2022年から
- Groupama – FDJ サムエル・ワトソン 2023年から
- Team BikeExchange – Jayco ルディ・ポーター 2023年から
- Team BikeExchange – Jayco ブレイク・クイック 2023年から
- Jumbo-Visma トーマス・グローグ 2022trainee(研修生)
ベン・ヒーリーは、2020アイルランドロード王者、2022アイルランドTT王者を獲得。2023コッピ・エ・バルタリ第3ステージで、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォと逃げて3勝目を上げていた。
2023ペイ・ド・ラ・ロワール第3ステージでも120kmの逃げを見せ、総合5位。その後も凄い。
- ブランバンツ・パイル 2位
- アムステルゴールドレース2位
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ4位
そして、ジロ・デ・イタリア第8ステージで逃げグループから50kmの独走。初出場で勝利を上げている。
第15ステージでも2位。逃げ集団でゴールまで行くとスプリントでは勝てないので仕方ない。
ベン・ヒーリーは公式サイトで以下のようにコメント。
「チームと新たな契約を結び、今後もピンクの服を着てレースを続けることを発表できてとてもうれしい。このチームは本当に素晴らしい環境だ。
自分のやりたいようにレースをするチャンスをたくさん与えてくれる。このチームの一員になれるのは本当に幸せだ。」
まさにその通りで、エースが明確にいるチームでは逃げれないことが多い。アシスト役だけでなく、逃げて勝利を狙えるチームだからこそ所属する価値もある。
ベン・ヒーリーの次の予定レースはイル・ロンバルディアしか書かれていないが、アイルランド選手権には出場するはず。タイムトライヤルのライバルは、BORA-hansgroheのライアン・ミューレンだ。
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