これはグラベルバイクなのか、MTBなのか?
グラベルロードとマウンテンバイクの境界線はどこにあるのだろうか? タイヤの太さ? サスペンションの有無? それともハンドルの形?
Pinarelloが発表したGrevil MX。バイクの正体は、一言で言えばトム・ピドコックが金メダルを獲ったMTBに、ドロップハンドルを付けたものだからだ。
Pinarello Grevil MX
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Pinarelloにはすでに、レーシンググラベルバイクであるGrevil Fが存在する。
しかし、今回のGrevil MXは全くの別物。 そのベースとなっているのは、トム・ピドコックやポリーヌ・フェランプレヴォが、パリ五輪や世界選手権で勝利したXC MTB、Dogma XCのフレームそのものなのだ。
We’re excited to introduce the new @Pinarello_com Dogma XC 😍
Ready to take on our MTB season 👊🚵♀️🚵 pic.twitter.com/3GUNxYuAw3
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) May 11, 2023
フレームには、特徴的なボトムブラケット上の三角形の空洞も健在で、サスペンションはフロント100mm。ジオメトリは、MTBと一緒だと思われる。
もう、これはサスペンション付きグラベルというより、ドロップバー・マウンテンバイクと呼ぶ方が正確かもしれない。
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このバイクの登場は、昨今のグラベルシーンの過激化を象徴している。Unbound Gravelのようなレースでは、コースが年々荒れており、MTBに近い機材を選択する選手が増えている。
Pinarelloの回答はシンプルで、荒れたグラベルを速く走りたいなら、世界最速のMTBを使えばいいじゃないかという考えのようだ。
Grevil MXは、以下のようなライダーに向けた究極の答えと言える。
- MTBコースのようなシングルトラックをドロップハンドルで攻めたい人
- 長距離のグラベルレースで、身体へのダメージを極限まで減らしたい人
- グラベルバイクというカテゴリに収まらない、モンスターマシンが欲しい人
Pinarello Grevil MX Spec
The Pinarello Grevil MX Is a Mountain Bike — Despite What the Handlebars Have to Sayhttps://t.co/FMRgbYNwT8 pic.twitter.com/IzZJm4jEVu
— Velo (@velovelovelo__) January 18, 2026
- グループセット: SRAM XX SL Eagle AXS 10-52T
- チェーンリング: 32~38T
- ブレーキ: フロント/リア 160mm (フォークは最大 180mm のローターに対応)
- ホイール: DT Swiss XRC 1200 110/148 XDR
- サスペンションフォーク: Fox 32 Float Step-Cast Factory、100mm
- タイヤ:Schwalbe G-One R Pro、50mm
- サドル: Lynx 2.0 XC Superflow S Carbon
- ハンドルバー: Most Talon Ultra Light
- シートポスト: 400mm 30.9 シートポスト、楕円形カーボンレール
- 重量:9.04kg(Mサイズ)
- 価格: 8,500ユーロ(約150万円)




コメント
何年か前にお店で見せてもらったカタログの中に、ロードジオメトリーでフルサスのグラベルロードを見ました。
それなりに売れているみたいです。
売れるでしょうね。実際、街中でもマウンテンバイクにドロップバーをつけて通勤とかしている人みますもんね。みんな考えることは一緒なのかも。