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カスパー・アスグリーンは何故逃げに乗れたのか?

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https://twitter.com/k_asgreen
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2019ツール・ド・フランス第17ステージでは33人もの逃げが決まった。

私もスタートから見ていて(他のことしながら)、33人から11人の抜け出しが決まった時に青いジャージのライダーがいることに気が付いた。

まさか、クイックステップじゃあないよねえ~、と。

でも、何度見てもクイックステップ。

ひょっとして、カスパー・アスグリーンか? 

と思って、ナンバー22がをスタートリストで確認。

 

あらら、やっぱりカスパー・アスグリーンでした。

リーダーがいるのになんで~。

カスパー・アスグリーンは何故逃げに乗れたのでしょうか?
 
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逃げを容認

スタートして、すぐにトーマス・デヘントやグレッグ・ファンアーヴェルマートらが競ってペースを上げていく。

33人の逃げというか、自然に集団は割れていて後ろは全く追いつこうという意思のない感じになってしまった。

今日は、逃げを容認してステージ優勝を狙う逃げ屋に勝利を譲るようだ。

 

 

逃げ集団の中から、少しの丘でアタックがかかり11名が先行。ここでカスパー・アスグリーンが逃げの中にいたことに気が付いた。

マッテオ・トレンティンが最後の3級山岳サンティネル峠で独走を開始した時には、まだアスグリーンは集団の中。

ピエールリュック・ペリション(Cofidis, Solutions Crédits)が単独でマッテオ・トレンティンを追ってブリッジをかけようとする。

今度は、カスパー・アスグリーンがアタックをかけると、誰も追えなかった。アスグリーンは前を行くペリションを抜いてマッテオ・トレンティンを追いかける。

たが、タイム差は縮まるどころか徐々に開いていった。

こうして、カスパー・アスグリーンは単独2位でゴール。

 

グループミーティングに参加してない

 

レース後のインタービューで、アスグリーンがチームの休憩を取るためのミーティングに参加していなかったことを認めた。

「今日は誰かが逃げに乗る計画ではなかった。チームが私を信じてくれたことを嬉しく思います」

と語っている

つまり、チームは山岳ステージに備えて今日は休養の日と最初から決めていたのだ。

そこで、カスパー・アスグリーンは逃げても良いとチームから許されていたのだ。

カスパー・アスグリーンは第3ステージでクラッシュしてケガをしたにもかかわらず翌日からも集団先頭に立ってアシストをしている。

 

カスパー・アスグリーンはジュリアン・アラフィリップのために、山岳ステージでもアシストするつもりだ。

ツール第3週目で、かなり疲れがたまっているがエネルギーが残っていることを期待している。

 

2019ツール・ド・フランス 第17ステージ ハイライト

 

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