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Nicolai Bicyclesから重量制限のないまったくアルゴンGXグラベルバイク登場

機材情報
photo Nicolai Bicycles
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Nicolai Bicyclesはドイツのハンドメイドバイクブランド。

このグラベルバイクは、チューブを溶接するときに使用される不活性ガスのアルゴンにちなんで名付けられNicolai Argon GXと命名されている。

非常に剛性の高いアルミニウムフレームと広いタイヤ幅のクリアランスを備えたNicolai Argon GXは体重制限もなく、全ての路面で快適に走れるように設定されている。

 

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Nicolai Argon GX

photo Nicolai Bicycles

超アグレッシブなジオメトリーのエンデューロマウンテンバイクでよく知られているニコライは、まったく新しいArgonGXでグラベルバイクに挑戦した。

ドイツで溶接されたフレームは、7020-T6航空機グレードのアルミニウムで構成されており、フレーム構造で一般的に使用されている6061-T6合金と比較して、引張強度が30%高く、弾性限界が20%高くなっている。

 

photo Nicolai Bicycles

面白いのは、所々中空になっているところ。構造に必要のない部分では重量削減を行っている。

Argon GXのすべてのフレームコンポーネントとチューブセットは、ドイツの自社工場でハンドメイドで製造される。

最新の5軸CNCマシンのおかげで、複雑で最適化された3Dフライス部品の製造に実質的に制限はない。

シートステーヨークやボトムブラケットチェーンステーヨークの組み合わせなど、Argon GXの特に特徴的なコンポーネントは、いわゆる中空ミル技術のおかげでのみ可能となっている。

 

photo Nicolai Bicycles

Nicolai Bicyclesは、Argon GXフレームの強度に非常に自信を持っているため、最大重量制限を規定していない。レースでの使用をカバーする5年間のフレーム保証を提供している。

 

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フレームは特にねじれ剛性が高くなるように設計されており、142 x 12 mmのスルーアクスルドロップアウトにより、タイヤに十分なクリアランスを確保できる。

700cホイールセットを実行すると、最大タイヤクリアランスは45mm。650bホイールでは、50mmタイヤが装着される。

ただし、Shimano GRX 2 x 11グループを選択した場合、フロントメカの存在により、タイヤのクリアランスが42mmに減少する。

 

ARGON GXには、サイズSからサイズXXLまでのすべてのフレームサイズに対応する3つのボトルケージがある。

プラスチックやワイヤーホルダーがなくても、磁石を使ってボトルをダウンチューブに直感的に固定することも可能だ。衝撃もなく、ガタガタ音やボトルの紛失もなくなると言う。

 

photo Nicolai Bicycles

140mmローター用のフラットマウントディスクブレーキが装着されているが、フレームは最大160mmに対応している。

 

photo Nicolai Bicycles

クランクはEASTONで48Tが装着。

 

Nicolai Argon GX SPEC

photo Nicolai Bicycles

  • フレーム :  Nicolai Argon GX
  • フレームカラー : ブロンズマルマイト
  • フォーク :  コロンバスフューチュラクロス-12x100mm
  • ステム : Easton EA707°80mm
  • ハンドル : Easton EA70 AX 420mm
  • タイヤ  :  Continental Terra Trail-700 x 40mm
  • ブレーキ : Shimano GRX Di2-ST-RX815
  • サドル : SQLab611エルゴウェーブ-140mm
  • シートポスト : Raceface Ride XC 31.6x375mm
  • リアディレーラー : Shimano GRX Di2-RD-RX817
  • カセット : Shimano XT-CS-M8000 11-42
  • クランク : Easton EC90 SL 172.5-42T
  • チェーンリング :  イーストンダイレクトマウント42T
  • ペダル :  Shimano XTR PD-M9100
  • 価格 :  5715.00€(約73万円)

フレームの小売価格は1,449ユーロ(約18万5千円)で、50種類以上の粉体塗装仕上げを選択可能。また、ブロンズ、ブラック、またはチタンでハードアルマイト処理することもできる。

フレームを工場出荷時のアルミニウム仕上げのままにすることも要求可能となっている。

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