自転車に乗る場合に、スマートフォンを自転車にマウントをつけて使用しているライダーも多い。
サイクルコンピューターは1981年にCatEyeが最初に開発したものから、大きく進化。今では、GPSが搭載されたWahooやGarminのサイクルコンピューターを持っている人は多い。
スマートフォンも進化しており、特に大画面化が進んでおり走りながら見るには、とても便利に見える。
ライドの種類
自転車に乗るときに紙の地図を持ち歩く時代は終わった。ナビゲーション用のデバイスだけが必要な場合は、携帯電話の画面上の Googleマップの方が画面が大きいため、サイクルコンピューターよりも簡単にたどることができる。
サイクルコンピューターの中には、地図から情報の密度を再現するのに苦労しているものもあり、画面のサイズが原因でコンテキストの範囲が制限されている。
これでは、ナビとしての機能を果たさない場合だってある。
また、ナビゲーションがスマートフォンのように明確になるには、サイクルコンピューターにかなりの費用を費やす必要があるのも事実だ。
ただし、ルートをサイクルコンピューターにアップロードし、リストをたどることは非常に便利であり、間違った方向に曲がった場合に通知されることさえある。
カジュアルな用事や短い旅行の場合、スマホは短い時間のナビゲーションに使用する場合、はるかに便利だ。
バッテリーの寿命は?
ライディングのタイプによって、必要なバッテリー寿命が決まってくると言っても良いだろう。
Garmin Edge 1040 は利用可能な最高のバッテリー寿命を持ち、要求の厳しいケースでは35時間、セーバーモードでは最大70時間のバッテリー寿命が主張されている。
Edge1040 Solarならば、さらにバッテリーは長く持つ。
これは、バッテリー寿命が17時間と主張されているWahoo Elemnt Roamよりもはるかに長い時間となる。
これは iPhone 12 のバッテリー寿命 (17時間) と同じように見えるが、画面の明るさや GPSアプリの使用などの追加要因により、スマホのバッテリー寿命は大幅に減少する。
サイクルコンピューターの場合には、この目的を念頭に置いて設計されている。
つまり、スマホの場合には、外部バッテリーパックを携帯していない限り、長くはもたないと考えたほうがいい。
2時間以上走る場合には、サイクルコンピューターの方が適している。
価格は?
スマホの値段は凄く高騰している。新しいiPhone 14 pro の価格は 149,800円。
ライドを記録できるStravaをスマホに入れておき、心拍数モニターに接続できるアプリがあれば、サイクルコンピューターにこれ以上お金をかけたくないかもしれない。
一方、10万円以上のスマホをハンドルバーマウントに取り付けることは、結構リスクもある。落車しないとは限らないからだ。
安価なサイクルコンピューターは、さまざまなモデルがあり、速度と距離を記録することができ、少し高価なモデルとなると、ルートを計画して追跡することができる。
行っているライディングのタイプによって、サイクルコンピューターに費やす必要がある金額が決まってくると言って良いだろう。
耐久性
クラッシュの場合、バイクコンピューターはスマートフォンよりもこの衝撃に対処できるように設計されている。
Apple は最近、 iPhoneを振動にさらした場合の潜在的な問題について、次のように警告している。
モーターバイクとモーター付きの乗り物についてのみ言及しているが、特に起伏のある地形でのサイクリングの観点から考えると同じようなものと考えて良いだろう。
砂利道を走るハンドルバーにスマホを取り付けたときの振動については触れていないが、スマホが自転車用コンピューターとは別の目的で設計されていることを示している。
結論は?
すべてのものと同様に、イエスかノーか、正解か不正解かという単純な答えはない。
サイクルコンピューターには特にデメリットはない。スマホで何でも出来るのはわかっているけれども、高価なスマホを自転車に取り付けて走るのはデメリットがない訳ではない。
スマホが故障すると結構な修理代がかかるのは皆さん知っているはずだ。
室内の場合、サイクルコンピューターを屋内トレーナー、心拍数およびパワーメーターに接続することも可能となる。
最終的には、自転車に乗るタイプと自転車に乗る理由、時間によって、サイクルコンピューターが自分に適しているかどうかが決まる。
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