Wahooは、Elemnt Roamサイクルコンピューターを、64色カラースクリーン、ナビゲーションの改善、メモリの増加などバージョンアップ。
Wahoo Elemnt Roamは2019年に初めて発売され、元の世代のWahoo Elemnt Boltから多くの機能を継承しつつ、読みやすさ、ナビゲーション、およびマッピングを改善していた。
新しい、Wahoo Elemnt Roamには、より正確なナビゲーションのためにデュアルバンドGPSが追加されている。
Wahooはソフトウェアを更新して新しいクライミング機能を追加し、今後数か月以内にさらにソフトウェアの更新をリリースする予定。
Wahoo Elemnt Roam
寸法がほとんど同じだが、わずかに厚くなっている。それでも古いマウントと互換性は保たれている。
2列のLEDライトを備えており、古いデバイスと同じように、速度、パワー、心拍数、通知、方向指示器を表示するようにプログラムできる。
デュアルバンドGPS
デュアルバンドGPSの採用により、森林や都市部など、GPS受信が制限される可能性のある地域に乗っている場合に、強化されたより正確なナビゲーション体験を提供できるようになっている。
デュアルバンドGPSとは
デュアルバンドGPSは名前のとおり2つの周波数帯でGPS信号を受信することによって、特に高層ビルが立ち並ぶ都市部において正確な位置情報の取得が期待できる。
近年、デュアルバンドGPSは、多くのサイクリングアプリにとって正確な位置情報が不可欠なスマートフォンや、 Garmin 1040 Solarサイクルコンピューターなどの他のGPSデバイスでより一般的になっている。
この技術により、GPS 受信機は衛星からの複数の信号を異なる周波数で追跡できるようになり、その結果、周囲の環境にある物体に跳ね返る不正確な信号を除外することができる。
Elemnt RoamはデュアルバンドGPSを搭載した最も安価なサイクルコンピューターとなる。
64色カラースクリーン
オリジナルの Elemnt Roamは、最大8色を表示するカラー スクリーンを備えた最初のWahooコンピュータだった。
Elemnt Bolt V2では、ブランドが新しい64色のスクリーンを導入し、新しいElemnt Roamには同じ色数のスクリーンが導入された。
カラー画面は、パフォーマンスを一目で把握し、マッピングを改善できる。
色は、控えめに使用して、トレーニングゾーンなどの重要な情報を強調。 Elemnt Boltの画面は5.6cmだが、Elemnt Roamは6.8cmと大きく見やすくなっている。
アップグレードされたメモリ
ROAMのメモリ容量が32GBにアップグレードされた。これは、Elemnt Bolt V2で使用できるメモリ量の2倍。そのため、ユーザーはより多くの地域マップパックと保存されたルートを管理および保存できるようになる。
旅行中に地図を削除したり更新したりする必要はもうない。
メモリの増加にはさらなる利点もある。より多くの保存されたルートと構造化されたワークアウトに適合することができるようになる。
新しいElemntには、以前のモデルと同じ17時間のバッテリーが搭載されている。
USB-C充電と使いやすさの向上
簡単な充電のために、新しいRoamはUSB-C充電機能を採用している。これにより、充電速度がわずかに向上する可能性があるとWahooは述べている。
さらに、更新された凸型ボタンのため、寒さの中でラップを押すのに苦労することはもうない。
10月4日のリリースから利用可能になる機能の1つは、バックアップ機能からの復元がある。ユーザーは以前のWahooデバイスをバックアップしてから、保存したトレーニングページを使用して新しいデバイスを復元できる。
これにより、新しいデバイスをセットアップする際の時間と手間を節約できる可能性がある。
Wahoo Elemnt Roamのスペック
- 重量 : 93g
- 寸法: 59.5×90.5×20.5mm
- ディスプレイ : 6.8cm
- バッテリー寿命 : 17時間
- 防水評価: IPX7
- 価格 : 55,000円
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