英国のホイール ブランドParcoursは、これまでで最速と豪語する最新のホイールセットを発表。
新しいホイールは、ノッティンガム トレント大学とスティーブ・フォークナー博士との共同研究プロジェクトに従って開発された。
ここでは、Chronoホイールセットと、Parcoursブランド最速のフロントホイールChrono Maxを紹介。
Parcours Chronoホイールセット
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Image credit: parcours
スピードと安定性の融合を提供する新しいChronoホイールセット (フロント 68.6mm、リア 75.7mm) は、トライアスロン、タイムトライアリスト、またはロードレーサー向けの汎用性の高いレースデイ ホイールセットオプションとして位置付けられている。
前世代のホイールセットの空気力学を維持しながら、新しいChronoは、横風安定性が17%以上改善されていると主張している。
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Image credit: parcours
28mm タイヤを中心に空気力学的に最適化されたChronoホイールセットは、チューブレス対応で、幅広のリムプロファイルに対応するディスク ブレーキ専用ホイールとなっている。
- リムハイト : 68.6mm (フロント) / 75.7mm (リア)
- 外部リム幅 : 32.0mm (フロント) / 30.5mm (リア)
- 内部リム幅 : 22.5mm
- 重量 : 1,620g(フロント745g/リア875g)
- スボーク : Sapim CX-Ray (フロント 24 / リア 24)
- レーシングパターン : 2クロス(フロント)/2クロス(リアDS/NDS)
- ハブ : Parcours ディスク センターロック
- 価格 : $1,599.00(約23万円)
技術情報では更に詳しく解説されている。
Parcours Chrono Max
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Image credit: parcours
Chrono Maxは、Parcours史上最速のフロント ホイールとして位置付けられている。
28mmタイヤ用に特別に開発されたChrono Maxは、チューブレス対応でディスクブレーキ専用ホイール。Parcoursの前世代のフロント ホイールと比較して4W以上節約できると主張されている。
Chrono Maxは、より浅いリムプロファイルのように処理し、83mmのリム深さにもかかわらず、古い 77mmモデルのハンドリングの安定性を維持することができる。
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Image credit: parcours
Chrono Maxは、新しいChronoホイールセットのフロントホイールよりも性能が良い。
3 つのモデルはすべて「#thinkwider テクノロジー」を使用して設計されており、Parcoursがノッティンガム トレント大学のスポーツ工学部とスティーブ・フォークナー博士と協力して実施した詳細な科学的研究の結果に従って開発されている。
同社によると、この研究により、前輪と後輪が経験する現実世界のヨー角度 (サイクリストの動きの方向と相対的な風ベクトルの間の角度) が一貫して平均1.5度異なることがわかっている。
フロントのU字型の鈍いリムデザインは、前輪で見られるより高いヨー角で空気力学を提供すると同時に、横風の安定性を高めるという追加の利点がある。
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Image credit: parcours
Parcoursの創設者である Dov Tate は次のように述べている。
「これは、これまでで最大かつ最も綿密な開発プロジェクトの集大成であり、学術界とスポーツ界の両方の主要な名前と多くのパートナーシップを結集している。ライダーが今週コナで #thinkwider ホイールに乗ってどのように乗り出すかを見るのが待ちきれません。」
- リムハイト : 83.6mm(フロント)
- 外部リム幅 : 32.0mm
- 内部リム幅 : 22.5mm
- 重量 : 805g
- スボーク : Sapim CX-Ray (フロント 24)
- レーシングパターン : 2クロス(フロント)
- ハブ : Parcours ディスク センターロック
- 価格 : $800.00(約11万5千円)
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