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高価な軽量サイクリングシューズは本当に速くなるのか?

機材情報
Image credit: chan
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私自身は軽さは正義だと思っている。

回転部分であるホイール、ペダル、シューズの軽量化は、フレームなどの軽量化よりも効果が高いはず。足元の100gはフレームの1kgに相当するなんて言葉を聞いたことがある人もいるはず。

特にシューズは何万回も回すのだから軽いほうが絶対に有利だと思っていたのだけど。気になる記事があったので見てみよう。かなり詳しく書かれていたので要点をまとめてみた。

 

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平坦路においてシューズの軽さは?

 

足回り(回転部分)の軽量化は、フレームの軽量化よりも効果があると私は信じてきた。 だからこそ、数グラム軽いシューズに何万円もの大金を支払ってきた。

だが、それは本当に正しいのか。物理学のマイケル・ハッチソン博士は、この神話に異を唱えている。

 

単刀直入に聞きます。高いお金を出して買った超軽量シューズは、速さに直結しないのですか?

誤解を恐れずに言えば、平坦な道を一定ペースで走っている限り、シューズの重さはほとんど関係ないというのが物理学的な答えだ。

100g軽いシューズを履いたからといって、巡航速度が魔法のように上がるわけではないよ。

 

待ってください。「回転部分の重量は、慣性の法則でエネルギーを食う」と習いましたよ?

確かにホイールのリムのような外周部分ならその通りだ。しかし、シューズとペダルの動きは少し違う。 ペダリングという動作をよく考えてみてほしい。右足が下がるとき、左足はどうなっている?

 

上がっていますね。

その通り。ペダルはクランク軸を通して繋がっている。つまりシーソーと同じだ。 重いシューズを履いていたとしても、右足を踏み下ろすとき、重力がその重さを助けてくれる。

一方で、左足を持ち上げるときにはその重さが邪魔になる。 このプラスとマイナスは、物理的には完全に相殺されるんだ。

だから、一度スピードに乗ってしまえば、シューズが重かろうが軽かろうが、ペダルを回すために必要なエネルギーは変わらない。システムの中で釣り合っているからね。

 

なんと…。では、軽量シューズには何のメリットもないのですか?

もちろんメリットはある。主に2つのシーンだ。 1つ目は「加速」するとき。スピードを上げようとするときは、軽いほうがエネルギーを使わずに済む。

2つ目は登り、ヒルクライムだ。重力に逆らって進むときは、単純に総重量、体重と機材が軽いほうが有利だ。

だが冷静に考えてみてくれ。シューズの軽量化なんて、せいぜい片足50g〜100g程度だ。

体重と自転車を合わせた全体重、例えば75kgに対して、その100gがどれだけの差を生むと思う? タイムに換算すれば、おそらく誤差の範囲だよ。

 

では、なぜプロ選手を含め、みんな高級なハイエンドシューズを履くのでしょうか?

良い質問だ。高いシューズには「軽さ」以外に、もっと重要な価値があるからだよ。 それはソールの剛性(硬さ)とエアロダイナミクス(空力)だ。

特に空力は重要だ。足はペダリング中に激しく動くから、空気抵抗の影響を大きく受ける。表面が滑らかで、エアロ形状のシューズを選ぶことは、軽くすることよりもはるかにタイム短縮に効果的だ。

それに、硬いカーボンソールはパワーを逃さないし、フィット感が良ければ快適に長く走れる。

 

なるほど。「軽さ」にお金を払っているつもりでしたが、実は「硬さと空力」を買っていたわけですね。

その通り。 もちろん、軽いシューズは履いた瞬間に「おっ、軽い!」と感じるし、精神的な高揚感、プラシーボ効果も馬鹿にはできない。気分が良ければ速く走れることもあるからね。

だが、「これを買えば平坦巡航が楽になる」と信じて軽量化にお金を注ぎ込むのはおすすめしない。

もし君がタイムトライアルや平坦ステージを速く走りたいなら、シューズの重さを気にする前に、シューズカバーをつけて空力を良くするか、より硬いソールの靴を選んだほうが賢明だね。

 

そうなのか~。平坦巡航では、 左右の足がバランスを取るため、シューズの重さは相殺されて無関係になる。 ただ、重量の差で0.03秒早くなるとも書かれている。

登りと加速では、 軽さは有利だが、全体重量から見れば微々たる差。 高級シューズの価値は「軽さ」よりも剛性と空力にあると。

プロの場合には、ゴールでのわずか数センチが勝負を分けることは多々ある。この場合最後のスプリントで少しでも相手よりも速く加速できれば勝つことができる。やっぱり意味あるじゃん。

あとは、気分だ。これだけやったのだからという思い。やはり軽さは正義なのだ。と自分は思いたい。思わせて~。

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