昨年まで現役最多の158勝を誇っていたアレンドレ・グライペル。
引退しても、自転車には乗り続けている。雨の日には、乗れないのでZwiftをしており、スプリントでは今でもアドレナリンが出るそうだ。
ツアー・オブ・アンタルヤのVIPゲストとして出席していたアンドレ・グライペルはライバルだった、マーク・カヴェンディシュについて語っている。
カヴェンディシュとヤコブセン
アンドレ・グライペルは、今シーズンのスプリンターをよく観察している。
ファビオ・ヤコブセン、マーク・カヴェンディッシュ、ディラン・フルーネウェーヘンの最近の勝利は、彼の頭の中に鮮明に残っている。
Jumbo-VismaからTeam BikeExchange – Jaycoへ移籍したディラン・フルーネウェーヘンについて尋ねると、彼はすぐに理解を示した。
ディランは新しい環境が必要だと気づいたんだ。今のJumbo-Vismaの構成では、彼はツールのセレクションに入れなかっただろう。
なぜなら、彼らはイエローを狙いたいからだ。ディランは確実にステージ優勝を争える。
しかし、彼らには緑のジャージを目指し、すべてのステージで勝利のために戦うことができ、プリモシュ・ログリッチのために働くことができるワウト・ファンアールトがいる。
家に置いていくのは辛い。
更に、ここ数週間、グライペルが特に印象に残っているのは、かつてのライバル、マーク・カヴェンディッシュだ。
彼はパトリック・ルフェーヴルがツール・ド・フランスのセレクションにカヴを入れないという決定を理解できない。
ツアー・オブ・オマーンでは、マークが依然として最速であることが確認できた。
彼を家に置いておく理由はない。
昨年初頭、レベルアップした姿を見た。そう言ったとき、彼らは私をクレイジーだと言ったが、彼がツールのスプリントを何回勝ったか見てほしい。
私が決めることではないが、彼をフランスに連れて行かないのは賢明ではない。
ファビオ・ヤコブセンもバレンシアで勝利を上げ、彼をツールに連れて行かない理由も見当たらないという。
ただ、アンドレ・グライペルは一つのことを知っている。それは両方のスプリンターを決して連れて行かないということだ。
現在は、ジロにマーク・カヴェンディシュ、ツールにファビオ・ヤコブセンというセレクトだけど、これは動かないかもしれない。
チームにとっては贅沢な悩みでもあるのだけど。
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