アンドレ・グライペルはアルケア・サムシックとの契約を1年早く終了した。
引退するのではなく、2020年シーズンの活動については11月に発表するとコメント。
ベルギーの新聞Het Nieuwsbladによると、37歳のアンドレ・グライペルは、マチュー・ファンデルプールのいるコレンドン・サーカスと話をしていると噂されている。
ドイツ人ライダーを求める理由
2019年にアルケア・サムシックにロットから移籍したグライペルだったが、細菌性疾患でシーズン前半は不調。
ツール・ド・フランスの2週間前にコンディションは戻ったが、その後も勝利はなかった。
情報によると、グライペルは引退を検討するのではなく、来年新しいチームに参加することで、新たなスタートをすることを提案されているという。
マチュー・ファンデルプールの所属するコレンドン・サーカスは2020年シーズンも、ドイツブランドのCANYONのバイクに乗ることが決定している。
コレンドン・サーカスはドイツの優秀なライダーを求めており、Jannik Steimle(Team Vorarlberg Santic)と口頭合意していたが、彼はDeceuninck-Quick Stepを選択。
グライペルは、CANYONのコンサルタントであるドイツの元プロライダー Michael Rich(Gerolsteiner )と旧知の仲でもある。
さらに、ドイツの育毛シャンプーメーカーであるアルペシンがコレンドンサーカスにスポンサー参加すると言われており、やはりドイツ人のライダーを求めている。
コレンドン・サーカスは、優秀なドイツ人のライダーの確保としてアンドレ・グライペルと契約できればスポンサー受けも良く都合が良いのだ。
Team Dimension Dataも、グライペルに関心を寄せており、他にも別チームが彼との契約を望んでいると言われている。
先週、アルケア・サムシクとの共同発表で、グライペルは引退について何も言及せず、家族の休暇後に将来の決定を発表すると述べた。
「11月の初めまで、ソーシャルメディアのアカウントは沈黙させ、メディアからのリクエストには応じられません。
11月上旬に、2020年のサイクリングシーズンについてお知らせします」
とアンドレ・グライペルはコメントしている。
ファンとしては、マチュー・ファンデルプールと並んでレースに出場するアンドレ・グライペルを見てみたいと思う。
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