第4ステージではマッズ・ピーダスンが大暴れ。リーダージャージなのだから、静かに走っていればいいという人ではない。
最後は単独となって集団相手に一人でゴールまでたどり着いた。現在キャリア最高の状態と言ってよいのでは。
第5ステージ ホブロ~シルケボリ 157.4km

コースプロフィール photo postnorddanmarkrundt
最終ステージは獲得標高1,464mのスプリンターステージ。最後はローカルラップ3周で決着となる。ゴールは少し登っている。
- 1級山岳 Sødisbakken (1.3 km・5.8%)
- 1級山岳 Sødisbakken (1.4 km・5.4%)
- スプリントポイント Hvidsten
- 1級山岳 Pøt Mølle (0.8 km・6.6%)
- 2級山岳 Sorring Loddenhøj (1.2 km・4.3%)
- 残り3周
- 残り2周
- 残り1周
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
ニュートラルスタート。
オフィシャルスタート。
2人が抜け出したけれど、集団は見送りするのかと思ったら4kmで捕まる。
1級山岳 Sødisbakken (1.3 km・5.8%)
ここはDecathlon AG2R La Mondiale Development Teamのマリウス・インハウグ・ダールがトップ通過。
長いCMがあけると逃げが出来ている。さらに後方から2人がきている。
1級山岳 Sødisbakken (1.4 km・5.4%)
ここもDecathlon AG2R La Mondiale Development Teamのマリウス・インハウグ・ダールがトップ通過。
残り132kmで2分8秒差。9人が逃げている。昨日に続いてマッズ・ウルスシュミットが入っている。
スプリントポイント Hvidsten
先頭がスプリントポイントを通過。
逃げに入っていたマッズ・ウルスシュミットがパンク。なんとホイールが中々こない。タイム差が1分43秒しかない。集団に戻った。
1級山岳 Pøt Mølle (0.8 km・6.6%)
先頭が1級山岳通過。
残り52kmで58秒差に。
先頭は捕まっており新たな逃げが。
ヤコブ・フルサンが逃げていたけれど、集団に捕まる。Israel – Premier Techのジャージで走るのは2025 ジロ・デ・イタリアが最後だったが、このデンマーク、そして翌日のコペンハーゲンでのクリテリウムが最後のレースとなる。
単独の逃げも捕まった。
残り3周
ここから周回コースだ。
なんとLidl – Trekが攻撃!
またも、マッズ・ピーダスンだ~!
後ろはLidl – Trekのヤコブ・セーデルクヴィスト。
残り2周
先頭は7人に。Lidl – Trekはセーアン・クラーウアナスンを合わせて3人いる。
7人のメンバーは
- マッズ・ピーダスン Lidl – Trek
- ヤコブ・セーデルクヴィスト Lidl – Trek
- セーアン・クラーウアナスン Lidl – Trek
- アクセル・ザングレ Team Visma | Lease a Bike
- ニクラス・ラーセン 2024年までUno-X Mobility
- ルカーシュ・クビシュ Unibet Tietema Rockets
- マティアシュ・コペッキー Team Novo Nordisk
Lottoのアレック・セガートが単独で追うが集団に戻る。
ヤコブ・セーデルクヴィストの後ろはTeam Novo Nordiskのマティアシュ・コペッキー。
先頭は5人に。
- マッズ・ピーダスン Lidl – Trek
- ヤコブ・セーデルクヴィスト Lidl – Trek
- セーアン・クラーウアナスン Lidl – Trek
- アクセル・ザングレ Team Visma | Lease a Bike
- マティアシュ・コペッキー Team Novo Nordisk
残り1周
ヤコブ・セーデルクヴィスト先頭で残り1周に。
どう考えてもLidl – Trek有利。
集団はLottoが追うが追いつかない。
残り2.1km。マッズ・ピーダスンはどこで仕掛けるか。はたまたリードアウトからか。
残り1.1km。セーアン・クラーウアナスンが先頭を引く。
さあ、マッズ・ピーダスンがいった~!
アクセル・ザングレが追いすがる。
また、4人にもどる。
セーアン・クラーウアナスンが先頭を引く。
セーアン・クラーウアナスンから、マッズ・ピーダスンが発射!
アクセル・ザングレと争う。
しかし、マッズ・ピーダスンが伸びる!
あ~、またもマッズ・ピーダスンが勝利だ~!
昨日に続いてステージ3勝目。
総合優勝も勝ち取り、今シーズンの勝利を13に伸ばした。2位Team Visma | Lease a Bikeのアクセル・ザングレ、3位にLidl – Trekのヤコブ・セーデルクヴィストが入った。
マッズ・ピーダスンは最高の状態でブエルタに向かう。Lidl – Trekは、総合1位と2位を占めている。総合3位は昨年までUno-X Mobilityのニクラス・ラーセン。
リザルト
優勝したLidl – Trekのマッズ・ピーダスン(チーム公式サイトより)
今回はマティアス・スケルモースイェンセンが、登りで猛スピードで突っ込んだんだ。彼が自分じゃないと言ったとしても、彼はスプリットを作った。
その後は、なんとかそのペースを維持するしかなかった。チームからは無線で、”OK、君たち、今、この集団に入ったから、あとは君たち次第だ “と言っていた。でもヤコブ・セーデルクヴィストがとセーアン・クラーウアナスンもいて、僕らにとっては理想的な状況だった。
この1週間を振り返って、かなりハードだったけれど、結果は確かに良かった。ヤコブも表彰台に上ったしね。もしかしたらセーレンも表彰台に上れたかもしれない。
1位、2位、3位となれれば良かったが、こう言っておこう。”ヤコブは今、自分の居場所であるビッグシーンにステップアップしている。
デンマークの観衆はフィナーレに再び大挙して押し寄せた。サイクリングがデンマークで成長しているのがわかる。今日だけでなく、この1週間を通して。応援に駆けつけてくれたデンマークのみんなに感謝している。
総合2位 Lidl – Trekのヤコブ・セーデルクヴィスト
夢みたいだよ。期待値は決して高くはなかったと思うし、ステージの前に期待値を描くのにあまり時間はかけなかった。
明確なプランがあったわけではなく、ただ即興的に準備しただけ。最後の30分はまさにドリームレースだった。完璧な方法だったし、とても楽しめた。これからは一歩引いて、ただ楽しもうと思う。僕はいい道を歩んでいると思うし、あまりストレスを感じずに、今自分が歩んでいる道を楽しみたいんだ。
第4ステージ リザルト
総合
ポイント賞
山岳賞
新人賞
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