ダイレクト販売を展開する英国のブランドRibbleは、市販車で世界最軽量クラスのRibble Endurance SL e – Hero電動ロードバイクを発表。
重量は10.5kgで世界最軽量の電動ロードバイクの一つとなる。
それと合わせてアルミ電動ロードでは、世界最軽量となるRibble Endurance ALeも発表した。
こちらは重量13kgだ。
Ribble Endurance SL e – Hero
カーボンe-bikeのフラッグシップモデルとして、Shimano Dura-AceDi2を搭載した「Hero」。
フレームは東レT1000/T800カーボンを使用。
昨年発売されていたRibble Endurance SLeはShimano Ultegra Di2だったが、これの上位バージョンとなる。コンポが変われば重量も削減されるということか。
Dura Ace Di2 9150が使用してあれば、これ以上のコンポはないと言っても良い。Dura Ace油圧ディスクブレーキと相まって最高の装備だ。
ハンドルのレベル5は、フレームとの完全な統合を提供する完全に統合されたハンドルバーシステムとなっており、ケーブルは全く見えない。
サドルは、Fizikの軽量で柔軟性のある高性能のArione VS Evo00サドル。重量は153gと軽量で、定価では4万5千円もする高級サドル。
RibbleSLカーボンシートポストと合わせて振動吸収をしてくれる。
これまでの軽量電動ロードは10.5kgのWilier-cento10-hybrid。Scott Addict eRIDE Premiumの10.75kg。
市販最軽量はHPSアシスト電動ロードで8.5kgとなっている。
Ribble Endurance SL e – Hero spec
- フレーム-東レT1000 / T800カーボンファイバーモノコック
- フォーク-フルカーボンモノコック、テーパードステアラー
- シフター-ShimanoDura Ace Di2 R917011スピード油圧式
- ブレーキ-ShimanoDura AceR9170フラットマウント油圧式
- チェーンセット-ShimanoDura Ace R9100、2×11スピード、50-34T
- ボトムブラケット-シマノプレスフィットBB71-41B、86.5×41
- カセット-ShimanoDura Ace R910011スピード11-28T
- チェーン-ShimanoDura Ace HG90111-Speed
- フロントディレイラー-ShimanoDura Ace Di2R9150ブレイズオン
- リアディレイラー-ShimanoDura Ace Di2R9150ショートケージ
- ディスクローター-LEVEL軽量6ボルト160mm
- バー/ステム-レベル5カーボン一体型、ブラック
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ホイール-LEVELDB35超軽量EBMカーボン、12x100F / 12x142Rボルトオン
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タイヤ-SchwalbePRO ONE TT Evoスーパーレース、700x28c、ブラック
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モーター-MAHLEEbikemotion X35 + 250W
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バッテリー-Panasonic36V / 250Wh 18650GA-10S / 2P
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コントロールボタン-iWocOne、トップチューブマウント
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重量 10.49kg
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価格 869,043円
Di2が搭載されて、この価格は破格だろう。やはりダイレクト販売は安くなる。私が買うならばこれだな。
Ribble Endurance ALe
フレームは6061T6熱処理アルミニウムを使用。
Endurance ALeはEnduranceSL e Heroよりも重いが、それでもわずか13kgと軽量な仕上がりとなっている。
Ribbleのカーボンファイバーと新しいアルミニウム製e-bikeフレームの外観の最も顕著な違いは、シートステーのデザイン。
カーボンファイバー製のEnduranceSL e Heroでは、シートチューブにブリッジが接続されているため、シートステーにわずかな直線がある。
だが、アルミニウムバージョンでは、シートステーはリアドロップアウトとシートチューブの間を直線でトレースしている。
ホイールは、軽量で耐久性のあるMavicKsyrium S 25ホイールを使用。
横方向に剛性があり、垂直方向に準拠しているこの軽量で高速加速のホイールセットは、ダイナミックな乗り心地を提供する。
USTテクノロジーは、チューブレスタイヤとのシームレスな統合を提供し、転がり抵抗、グリップ、コーナリング速度を低減。
コンチネンタルグランプリGTタイヤが装着されている。
Shimano105で価格は、2,799ドル(約30万円)。
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