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世界最軽量の電動アシストロードバイク HPSアシストEKARMEDIUM登場!

機材情報
PHOTOGRAPHY BY RONAN MC LAUGHLIN
この記事は約6分で読めます。

これまでも電動ロードバイクを紹介してきたが、このバイクは本当にステルスで全く普通のロードバイクと変わらない。

通常の電動ロードだとリアハブモーターか、トップチューブにアシストボタンがあるので詳しく見ると電動バイクだとわかる。

だが、このHPSアシスト電動ロードバイクは、バッテリーはボトル型だし、アシストボタンも隠れているので、本当に普通のロードバイクと変わらない。

サイトで公開されている重量はなんと8.5kg。もう、普通のロードバイクと変わらないじゃないか?

 

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HPSアシストEKARMEDIUM

 
 
 
 
 
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High Performance Systems(HPS)は、過去10年間の大部分を費やして、世界で最も軽いと主張する統合型電動自転車システムを改良してきたアイルランドのブランド。

当初の目標は、システム開発して証明してから、自転車メーカーに使用するライセンスを与えることだった。

 

HPS Watt AssistProの内部 photo hps

 

HPSはフォーミュラ1テクノロジーとエンジニアに頼り、世界で最も軽いと主張するWatt Assist Proe-bikeシステムを開発。

主張されている重量は、85Whのバッテリーを含めてわずか1.5kg。

カスタムの手作りカーボンファイバーフレーム内にシステムを配置した。

HPSは、システムが最大230Wのピーク電力と最大20Nmのトルクで持続的な200Wを供給できると主張。

 

photo hps

 

このモーターに電力を供給するために、HPSは2つのバッテリーオプションを提供。

どちらもウォーターボトルのように見せかけ、カス​​タムボトルケージを介して自転車に取り付ける。

193 Whのバッテリーは、最大3時間のペダルアシストを提供すると言われており、重量は1.2kg。小型の85Whバッテリーは、1.5時間のアシストを提供し、重量は720 g。

 

PHOTOGRAPHY BY RONAN MC LAUGHLIN

 

アシストボタンは、バーテープが少し膨らんでいる部分に隠れている。これではいつアシストボタンを押したのかもわからないほど。

まず、誰も電動バイクとは気づかないだろう。

電源は一度押せばよいだけ。あとはスピードが遅くなると勝手にアシストが効くようだ。230wだから、物凄いパワーでアシストされる訳ではない。

 

photo hps

 

フレームには配線ルーティング用に追加のシートチューブが追加されている。これはかっこ悪いので改善されて欲しい部分かな。

 

photo hps

 

コンポはグラベル用のEkarグループセットを採用。44TフロントチェーンリングEkarシリーズから9-36カセットオプションを選択。フロントシングルの13速だ。

 

PHOTOGRAPHY BY RONAN MC LAUGHLIN

 

ケーブル配線は、今後改善される可能性はあるだろう。やはり、内部ケーブルルーティングになって欲しいところ。SuperleggeraRSハンドルバーにステムはDeda。

SuperleggeroRSシートポストに、サドルはSciconElan PowerErgo。

 

photo hps

 

ハンドルバーテープはDeda Elementi製、ホイールはSHAMALでPireliの28mm P Zeroタイヤ。

 

こちらの動画では詳しく細部を見ることができる。

 

元チームスカイプロのPhil Deignanは、このプロジェクトのリード開発テストライダーであり、HPSの「専門家に相談する」サービスでバイクの詳細について話し合うために電子メールと電話で利用することが出来る。

 

HPSアシストには3種類のバイクがラインナップされている。仕様はそれほどかわらず価格も一緒。

  1. HPS DOMESTIQUE® EKAR MEDIUM
  2. HPS DOMESTIQUE® EKAR LARGE
  3. HPS DOMESTIQUE® 21 EKAR X LARGE

 

HPS DOMESTIQUE® EKAR MEDIUMの仕様

  • フレーム: Italian, custom hand made carbon fiber
  • コンポ: Campagnolo Ekar 1X13  44T – 9T-36T
  • ホイール: Campagnolo Shamal
  • ハンドル: Deda Elementi SUPERLEGGERA RS 44CM
  • シートポスト: 25mm setback
  • サドル: Scicon Elan Power ergo Carbon fiber
  • タイヤ: Pirelli P Zero 25”

それぞれ、21台の限定で予約を受け付けている。

重量についてだけど、バッテリーとアシスト部分が1.5kgの重量ならば自転車だけで7kgということになる。だけど、上の仕様だと7kgだとは思えない。

サイトに書いてある8.5kgというのは85Whバッテリー720gを足した最小構成の場合の重量ではないかな。

総重量については、またわかれば追記します。

価格は€12.000,00(約150万円)。この仕様でこの価格はちょっと高いかな。

 

追記

ギネスブックに登録されている電動ロードバイクの最小重量は6.872kg。ドイツのFreicycleがメリダスカルチュラスーパーライトLTDをベースに作成している。こちらはプロジェクトで市販品ではない。

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