カチューシャ・アルペシンから、イスラエルサイクリングアカデミーに2人の移籍が発表された。
残されていたカチューシャ・アルペシンのメンバーの中から、英国TTチャンピオンのアレックス・ダウセットとレト・フォレンシュタインが無事に移籍完了となった。
二人共ヤレヤレと言った感じだろう。これで23人が2020年のイスラエルサイクリングアカデミーのメンバーとして発表された。
アレックス・ダウセット
英国のタイムトライヤルスペシャリスト。これまで英国TTチャンピオンに6回なっている。
2015年には、52.937kmのアワーレコードを作っている。わずか1か月後にブラットリー・ウィギンズに抜かれてしまうけど。
アレックス・ダウセットは東京オリンピックで英国チームを率いてタイムトライヤルのメダルを狙う予定だ。
イギリスはロードの出場人数は4人と減っているが、タイムトライヤルは2人出場出来るのでダウセットが出場出来る可能性は高い。
争うとしたら、クリス・フルームかゲラント・トーマスかになるだろうが、彼らが出場するかどうかはわからない。
アレックス・ダウセットは、来シーズンはイスラエルサイクリングアカデミーのチーム名を変えるべきだと言っている。もうアカデミーは卒業でしょう、と。
レト・フォレンシュタイン
レト・フォレンシュタインはスイス出身の34歳。
2017年にIAM Cyclingから移籍して3年目のシーズンだった。2019年スイス個人タイムトライヤルでは第3位となっており、長い手足を生かした走りでルーラーとしての脚質を持つ。
身長は197cmもありますからね。上の写真で見ても、デカいのがわかりますね。
スイス国内のTTでは常に上位で、2016年の世界選手権個人TTでも9位となっておりタイムトライヤルも得意だ。
これまでの経験をチームに伝えていき、エースをアシストしていくことが役目となるだろう。また、平地の速さを生かして、すでに移籍を発表しているアンドレ・グライペルのトレインも務めることが期待されている。
カチューシャ・アルペシンのメンバーはようやく10月の給料が支払われたようだ。だが、どこから給料が出たのかあきらかにしてない。まあ支払われたんだからいいですけど、選手やスタッフはたまったもんじゃないですね。
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