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レムコ・エヴェネプールのイル・ロンバルディアでの不発に終わった作戦とは?

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Image by Rogier Hoekstra from Pixabay
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今年最後のモニュメント、イル・ロンバルディアはタデイ・ポガチャルの35kmに及ぶ逃げで幕を下ろした。

このレースで、Deceuninck-Quick-Stepは3枚のカードを用意。世界チャンピオンのジュリアン・アラフィリップ、ジョアン・アルメイダ、そして14か月前に、このロンバルディアで骨盤骨折したレムコ・エヴェネプール。

だが、最後の切り札として出したのは4番目のカードであったファウスト・マスナダだった。

すでにアシストで足を使っており、良く知っている降下では30秒ものタイム差を埋めて追いついたのだけど。

事前のチームの作戦では、レムコ・エヴェネプールが長距離攻撃をすることが決まっていた。何故出来なかったのか、レムコが話している。

 

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5分間の悪い足

 

レムコ・エヴェネプールは、タデイ・ポガチャルが長距離攻撃を仕掛けた時に、集団から遅れてしまう。

攻撃を仕掛けるどころか、それ以前に足がその時にはなかったのが原因だ。これについて、レムコは英語で国際的報道機関に答えている。

 

遅れてしまうレムコ  YouTube動画より

 

私は5分間足が悪かった。スピードが速すぎたので、自分のペースを選んだ。最初のグループドライブを見たが、彼らは前で速く走りだした。

トップ20でフィニッシュしたのでよかった。いや、それほどがっかりしているわけではない。すべてが脚を中心に展開している。

そのような瞬間にそれを持っていないなら、それを受け入れなければならない。私が足を持っていなかったと言ってもそれほど悪くはない。

それについての説明はありますか?いいえ。 その登りの終わりに、少し戻ってきて、ベルガモで再びとても気分が良かった。

たぶん、パッソディガンダへの長い降下の後、私の足は少し冷えたのだろう。しかし、それは人生とサイクリングだ。

一日中100%である必要があり、私は数分間いなかった。それだけのことだ。レースの最初は少し違和感があった。体が少し震えていた。

レース中はどんどん良くなったけど。最初の下りではあまり快適ではなかったが、その後は良くなり、トラブルに巻き込まれることはなかった。

 

チームのGMパトリック・ルフェーブルは、レムコはちょっとした映画を上演することになっていたと言う。

だが、彼は長いリハビリから帰ってきており、21歳で長いシーズンだったこともあることを忘れてはいけないと言っている。

無傷でゴールし、健康で冬を迎えるならば来年復活した姿を見せることが出来ると。

レムコは、今シーズンをイル・ロンバルディアで終えることをしない。10月17日のクロノ・デ・ナシオンでフィリッポ・ガンナと今年最後のTT対決をする予定だ。

これも注目に値する。今の状態でどれだけガンナと勝負できるのか、シーズン最後の楽しみとなりそうだ。

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