カチューシャ・アルペシンのライダーとスタッフはまだ10月の賃金を支払われていない。
遅延はキャッシュフローの問題だといわれているが、スタッフとライダーは、9月の賃金も数週間待たなければならなかった。
最終的な解決方法は?
カチューシャ・アルペシンの弁護士によると、キャッシュフローの問題は普通であり、チームには情勢について知らさせているという。
誰もが1~2営業日以内に給与が支払われはずだと語っている。
弁護士の話によると、給与の遅延はスポンサーからの支払いに帰着し、一部のスポンサーは月末に支払いを行うために、この問題が発生するのだと説明している。
カチューシャ・アルペシンのライダーは困難な2019年のシーズンに耐えてきた。アルペシンと自転車サプライヤーのCANYONがチームのスポンサーシップを更新しないことを確認した後、チームの将来は春以降未定となる。
数か月にわたる不確実性の後、チームのワールドツアーライセンスはイスラエルサイクリングアカデミーに引き継がれた。
カチューシャとカチューシャスボーツは引き続き、イスラエルサイクリングアカデミーを1年契約、新たに女子チームを支援する。
賃金が最終的に支払われない場合には、チームはUCIの保証に頼らなければならなくなる。
チームの支払代理人は最終的に賃金とボーナスが期限内に支払われるようにする責任があるが、これまでもUCIの銀行保証に頼った例はあるのだ。
2018年、Aqua Blueは8月にチームが解散。ライダーとスタッフはUCIの銀行保証に頼らざるを得なくなった。
今年の初めにも、バーレーン・メリダのライダーは12月の賃金を数週間待たされましたこともある。こちらは1月末までに解決された。
今回のカチューシャ・アルペシンの給与未払いの問題は解決されるのだろうか?
いまだ、来シーズンの契約も決まらない選手がいる中、契約期間内の給与も支払われないとなるとスタッフやライダーの心中はたまったもんじゃないでしょうね。
早く問題が解決されることを願っておきたい。
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