昨年7月にスペシャライズドは同社の初めてのe-BIKEを4種類を発売していた。
ステアリングヘッドには快適なフューチャーショック2.0が装備されており、12キロ台と軽量で全てにおいて最高級のパーツを使った高級e-BIKEだった。
スペシャライズドは、あらたに廉価版のTurbo Creo SL Comp Carbonと、グラベル用のTurbo Creo SL EVOの2種類のe-BIKE2を登場させた。
これらは、コンポが機械式Shimano GRXグループセットを使用しており安価な価格設定となっている。
Turbo Creo SL Compカーボン
新たに発売された2種類のe-BIKEは、現在販売しているCreo SLロードバイクの廉価版といっても良いだろう。
S-Worksバリエーションと同じフレーム、フォーク、モーターを備え、2種類のカラーから選択可能。
コンポは、機械式Shimano GRXグループセットとPraxisクランクセットの組み合わせによって駆動される。
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エンジンは自社開発
Turbo Creo SL Comp CarbonとComp Carbon EVOには、SL 130エンジンが搭載されており、最大130 kmの航続距離を提供できる320 Whのバッテリーで最大240ワット。
ダウンチューブにバッテリーが内蔵されており、トップチューブにTurbo Connect Unit(TCU)がある。
重量はまだ発表されてないが、S-Works Turbo Creo SLの12.2kgに比べて、数百グラム増えてくるだろう。コンポの重さとタイヤの重さなどで重量増となる。
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DT SWISSのホイール
DT Swissホイールのセットが装備されており、タイヤはSpecialized Turbo Pro、700x28mm。
シートポストは、X-Fusion Manic Dropper。サドルはBody Geometry Power Sport。
ハンドルはRoubaix S-Wrapで、フューチャーショック2.0が装備される。
Shimano RX812 GRXで、カセットはSunrace 11-42tがセットされており、あらゆる地形に対応出来るようになっている。
Turbo Creo SL CompカーボンEVO
Turbo Creo SL EVOは、森の中、未舗装の道などグラベルロードを走るのに最適だ。
このバイクは、Turbo Creo SL Comp Carbonと同じエンジン、バッテリー、フレームだが、タイヤ幅が広く、オフロードに適したコンポーネントを備えている。
Turbo Creo SL CompカーボンEVOには、Fact 11rカーボンフレームが装備されているが、それはS-Worksモデルと同じで、新しいFuture Shock 2.0も装備。
DT R470 Boost™ホイールには38 mm Pathfinder Proタイヤを装備している。
Turbo Creo SL Comp Carbon スペック
Turbo Creo SL CompカーボンEVO スペック
これら2つのモデルの違いはタイヤだけだ。Creo SL Comp Carbonが28mm。Creo SL Comp Carbon EVOが38mm対応となっている。
スペシャライズドは、他のメーカーのようにリアハブモーターにはならないようですね。
あくまで自社開発したモーターを使っていくようですが、これだと見た目ですぐにe-BIKEだとわかる所が残念な気がするのは私だけでしょうか?
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