世界チャンピオンであるアレハンドロ・バルベルデ。シーズン序盤は調子のよさそうな感じの走りをしていたのですが、クラシックではやや失速気味。
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでは、100キロ地点でリタイヤ。
そして、ここにきてジロ・デ・イタリアにも出場できないことになってしまった。
仙骨の骨浮腫が第1原因
.@alejanvalverde no estará en el #Giro 2019. El murciano no se ha recuperado al ritmo que necesitaba del edema óseo en el sacro ➡️ https://t.co/VczFYlvYFQ
Alejandro Valverde to skip @giroditalia, unable to recover in time from bone edema in his sacrum 👉 https://t.co/AZXHybTQXQ pic.twitter.com/m6BzBOgXRh
— Movistar Team (@Movistar_Team) 2019年5月3日
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュの3日前。マヨルカでのトレーニング中にクラッシュして臀部を打撲。
どうやら仙骨の骨浮腫が原因で回復が遅れている模様。
骨浮腫
局所性浮腫の一種で水分収支のバランスが崩れて、組織間液が増加することで浮腫(むくみなど)が起こること
かなり痛みもあるんでしょうが、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでも雨の中100キロは走れているので、大事を取ってということのようです。
チームとしては、シーズン後半に向けてベストの体調で望めるようにとの配慮があるようです。
バルベルデは
「ジロに出れないのはとても残念だ。 身体の声に耳を傾け、可能な限り回復させるよ。
シーズンの後半を100パーセントの状態で走れるようにするためにね」
もう一つの原因なのかも??
.@alejanvalverde was chasing rainbows for almost two decades before getting his hands on the most coveted prize. Having won La Flèche Wallonne & Liège-Bastogne-Liège a total of nine times across his long career, Bala heads into the Ardennes classics this week as driven as ever. pic.twitter.com/UmqlVaWnPu
— Canyon Bicycles (@canyon_bikes) 2019年4月24日
実はバルベルデ。おケツを打った以外にも災難にあっている。
それは
フレッシュ・ワロンヌでのレースでの出来事。なんとゴールの50km手前で、口の中に蜂が飛び込んできたのだ。
バルベルデは、なんとその蜂を飲みこんでしまった!
「口から吐き出したつもりだったんけどねえ~。飲んでしまった上に身体の中を刺されるとは~。
もう、それからは走ることに集中できなかったよ。生きた心地がしなかったね」
レースのほうは、蜂をお腹の中にいれたまま11位でフィニッシュしてます。幸いアレルギーとかもなかったようです。
モビスターのジロのエースは
バルベルデがジロに出れなくなったことで、必然的にエースはミケル・ランダに。
その他のメンバーとしては、2018年にジロ・デ・イタリアで総合4位となったリカルド・カラパスも出場します。ダブルエースとなるかもしれないですね。
ナイロ・キンタナはツール・ド・フランスでチームを率いる予定です。
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