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アルベルト・ベッティオルがシーズン途中でAstana Qazaqstan Teamに移籍

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Photo credit: crommelincklars on Visualhunt
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EF Education-EasyPostを退団すると言われていたアルベルト・ベッティオル。

 

8月15日でAstana Qazaqstan Teamに移籍を果たしている。チームが急いだのはUCIポイントの問題もある。

アルベルト・ベッティオルが今シーズン獲得したUCIポイントは、1,459ポイント。チームは現在4,767ポイントでチームランキング21位。

降格の危機にあるので、シーズン途中の移籍となった訳だ。

 

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2027年末まで3年契約

 

アルベルト・ベッティオルと言えば、何と言っても2019年のロンド・ファン・フラーンデレンの勝利が思い起こされる。

フィニッシュまで17kmを残したオウデ・クワレモントでアタックを仕掛けて優勝。

これが彼にとってのワールドツアーレースでの初勝利となる。だが、クラッシックにおける実力は本物で、2019 E3 BinckBank Classicでも4位に入っている。

彼の独走力の強さは、個人TTの成績でわかる。2019イタリア国内選手権TTではフィリッポ・ガンナと同タイムで2位という実力だ。

この独走力は、これまでのレースでも遺憾なく発揮されている。

だが、2021年のアルベルト・ベッティオルはシーズンインが大きく遅れた。2020年の末から調子が悪く不調が続いていた。

その不調の原因は、慢性潰瘍性大腸炎だった。生命を脅かすものではなく、治療できるものだが、2か月ほど、シーズンインが遅れてしまう。

その後、ロンド・ファン・フラーンデレンの時には風邪を引いており万全ではなかった。ようやくジロの最中に調子が上がってきていた。

ただ、2022年シーズンの勝利は得られなかった。2023年はサントス・ツアー・ダウンアンダーのプロローグで優勝が2年ぶりの勝利に。

 

2024年シーズンはミラノ~トリノで独走勝利。

 

ブックル・ドゥ・ラ・マイエンヌ第2ステージで勝利すると、総合優勝も勝ち取る。

 

そして、今年はイタリアのロード王者にもなり、キャリアハイの4勝をあげる活躍をしている。アルベルト・ベッティオルが求められるのは勝利もだが、UCIポイントの獲得もあるだろう。

 

アルベルト・ベッティオルのコメント

まずはじめに、Astana Qazaqstan Teamに加入できたことをとてもうれしく思っている。チームが私に示してくれた関心、アレクサンドル・ヴィノクロフの態度に感銘を受けた。

これらすべてが、シーズン中にもかかわらずこの移籍を決断した私の選択が正しかったことを確信させてくれた。

EF Education-EasyPostには、今の私があるのはこのチームのおかげだと感謝している。

Astana Qazaqstan Teamは僕にとって新しいチームだけど、ドライバーやスタッフの多くは知っているから、チームに加わるのは難しいことではないと思う。

チームに会い、最初のレースを一緒に走るのが待ちきれない。僕のプログラムはまだ正確にはわからない。今はリヴィーニョの高地トレーニングキャンプで、シーズン後半戦の準備をしているところだ。

 

 

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