ニューヨーク、ブルックリンを拠点とし、シリアスなトラック競技者から絶大な支持を集めるAFFINITY CYCLES。
そのAFFINITY CYCLESが地元ブルックリンでハンドメイドした、まったく新しいフレームANTHEMを発表した。
このANTHEMフレームをカスタマイズして作られたのがAffinity Anthem SL-AFロードバイク。スチールフレームながら、軽量パーツを盛り込んだバイクは6.58kgに仕上がった。
使われているパーツが軽量マニアをうならせる。私だけか(^^;
Affinity Anthem SL-AFロードバイク
動画を見るとかなり軽快に走っている。
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Photo affinitycycles.com
Anthemは、カスタムドローとバテッド2205ステンレス鋼フレームにモダンとクラシックのディテールを組み合わせた。
フラット化されたシートステーとシェイプドチェーンステーを追加して、ドライブトレインのパフォーマンスとライダーの快適さの両方を最適化する。
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クラシックなディテールには、リムブレーキ、ハブ間隔100 / 130mmのQRドロップ、交換可能なディレイラーハンガー、68mm幅のBB、27.2mmシートポストなどのシンプルなものが含まれている。
軽量仕様とした場合のAnthem SL-AFロード
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Anthemフレームセット自体は$ 1,750(約18万5千円)で販売され、ステンレスフレーム、フルカーボンフォーク、ヘッドセットが含まれている。
フレーム全体は、控えめに磨かれたAffinityグラフィックスでサンドブラスト仕上げされている。フレームサイズは4種類(S-XL)。
Affinity Anthem SL-AFロードバイクの完成車にはレベル1からレベル3まで様々な仕様がある。最軽量となった場合を見てみよう。
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Affinityは、1ドライブのGarbaruk 50Tチェーンリングを採用。Chris KingセラミックBB。
クランクは、Cane CreekのeeWingsオールロードチタンクランク。
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プレーキは、リムブレーキでは最軽量の部類と思われるCane Creek eeBrakesを採用。
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カーボンスペシャリストであるDarimoのパーツも使われている。スペインのバレンシアのワークショップが作るパーツは軽量バイクで使われることが多い。
まず、シートポストに注目。T1 Loopシートポストは65g。
上の写真を良く見て欲しい。なんと、ヒモで固定されている!
世界最強のファイバーであるダイニーマで作られたロープループで軽量サドルを固定するワイルドなシートポストヘッド。
ヒモで固定ですよ~。このシートポストは2019年1月に販売開始している。
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ハンドルバーもDarimoで118g。ステムは78g。4gのシートポストクランプを使用。メチャクチャ軽い!
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カーボンGeluサドルは、71g。最軽量のサドルは選択してないですね。エルゴカットアウトで、前から後ろまで全部開いてる。
パーツの組み合せレベルが選べる
Anthemフレームセットを利用して、レべル1からレベル3まで仕様を変えることが可能。
3,500ドル(約37万円)で販売される。
Affinity SL-AFカーボンホイールは、ウルトラライトTiスポークを備えたExtraliteハブで938g。リムハイト38mm。
タイヤはVittoria Corsaの25mmがついている。この仕様で7500ドル(約80万円)。
ビルド3となると、10,000ドルでRed AXSグループとパワーメーター付きとなる。それでもこの軽量パーツで組んであることを考えると、とても安い価格設定だ。
フレームセットと自転車の完全なビルドの両方が2020年6月に利用可能となる。Affinityは、日本でも販売している店舗もあるのでご存知の方もおられることだろう。
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