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2022 ティレーノ〜アドリアティコ第3ステージ  2日連続のスプリンターステージを制したのは?

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Photo credit: imagina (www.giuseppemoscato.com) on VisualHunt.com
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ティレーノ〜アドリアティコ の3日目もスプリンターステージ。

第2ステージでは、ゴール前の登りでスプリンターは軒並み苦戦。マーク・カヴェンディシュも一時は遅れスプリントには不参加。

カレブ・ユアンは囲まれてしまい不発。うまくスプリントしたティム・メルリエがサガンを抜いて勝利した。

第3ステージもゴール手前に登りがあり、同じようなコースレイアウト。しっかりと足を残したスプリンターが勝てるコースだ。

昨日5位となったサガンだけど、夜中に胃の調子が悪くなり熱もあるために、今日はDNS。

 

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第3ステージ  ムルロ~テルニ   170 km

コースプロフィール photo tirrenoadriatico

 

テルニの町でフニッシュするのは2012第3ステージ以来。その時にはエドヴァルド・ボアッソンハーゲンが、アンドレ・グライペルとサガンを破って勝利している。

第3ステージの獲得標高は2,000mを越え、アップダウンの続くコース。ゴールレイアウトもラウドバウトがあり、最後の350mからは石畳となるので位置取りが大切だ。

スプリントで決着だろうけど、まずは丘陵コースで生き残らないといけない。

 

  1. 山岳 LaFoce 5.4km・4.6%
  2. スプリントポイント  Amelia

 

スタート前

cycling today ストリーミング スクリーンショット以下同様

ブロチームのティム・メルリエがポイント賞ジャージを着用。今日もスプリントの主役となるか。

 

今シーズン2勝を上げているカレブ・ユアン。ティレーノ〜アドリアティコ でも勝利があるのか。

 

 

マーク・カヴェンディシは、山岳で落とされないことがスプリントの前の問題となりそう。

 

イタリアは快晴の中スタート。

 

パレード走行で4賞が並んで走る。

 

6人の逃げ

リアルスタートからすぐにアタックが。

 

スタートからすぐに出来た逃げは6人。マッティア・バイスとダヴィデ・バイスはチームは違うけど兄弟。

  1. ルカ・ラステリ (Bardiani-CSF-Faizanè)
  2. マッティア・バイス(Drone Hopper-Androni Giocattoli)
  3. エドアルド・ザルディーニ (Drone Hopper-Androni Giocattoli)
  4. ダヴィデ・バイス(Eolo-Kometa)
  5. ミルコ・マエストリ(Eolo-Kometa)
  6. タコ・ファンデルホールン (Intermarché-Wanty-Gobert)

 

弟のダヴィデ・バイス(Eolo-Kometa)が山岳賞ジャージを着ている。

 

山岳 LaFoce 5.4km・4.6%

 

ダヴィデ・バイス(Eolo-Kometa)がトップで通過。この後、ダヴィデ・バイスは集団に戻る。ポイントを取ったら、今日の目的は達成だ。明日のステージに備える。

  1. ダヴィデ・バイス(Eolo-Kometa) 5ポイント
  2. ルカ・ラステリ (Bardiani-CSF-Faizanè) 3ポイント
  3. ミルコ・マエストリ(Eolo-Kometa) 1ポイント

 

タイムは残り112kmで1分56秒とタイトだ。

 

集団はティム・メルリエのためにAlpecin-Fenixが引く。

 

パンクで遅れたカレブ・ユアンが集団に戻ってきた。

 

逃げているタコ・ファンデルホールンはチームカーからボトルを貰う。

 

集団はUAE Team Emiratesが全員で引いてタイム差を縮めていく。早めに捕まえる作戦か。

 

急激にタイム差が縮まって集団が後ろに見えてきた。

 

先頭は抵抗することなく、残り46.5kmで吸収された。

 

スプリントポイント  Amelia

スプリントポイント前で、3人が飛び出す。

 

スプリントポイントはタデイ・ポガチャルが1位通過。貴重な3秒を奪い取る。

  1. タデイ・ポガチャル(UAE Team Emirates) 5ポイント・3秒
  2. マルク・ソレル(UAE Team Emirates) 3ポイント・2秒
  3. ジュリアン・アラフィリップ(Quick-Step Alpha Vinyl Team) 2ポイント・1秒
  4. ミケル・ランダ(Bahrain Victorious) 1ポイント

 

だが、なんと3人はそのまま逃げだした。後ろにはテイオ・ゲイガンハートとミケル・ランダが追っている。

 

追走のミケル・ランダは登りで切れたが、テイオ・ゲイガンハートが単独でジョインを目指す。

 

後方からテイオ・ゲイガンハートが追いついた。これで先頭は強力な4人に。

  1. タデイ・ポガチャル(UAE Team Emirates) 
  2. マルク・ソレル(UAE Team Emirates)
  3. ジュリアン・アラフィリップ(Quick-Step Alpha Vinyl Team)
  4. テイオ・ゲイガンハート(INEOS Grenadiers)

 

残り17.2kmでタイム差は1秒まで縮まる。2車線ある道路なので集団が追うのに有利だ。しかも逆風。

 

スプリンターチームのアシストが全力で追っている。

 

4人は後ろを振り返って、ダメか~という表情に。

 

4人は残り11.9kmまで粘る。

 

ついに飲み込まれてしまった。

 

なんと、EF Education-EasyPostのマグナス・コルトニールセンはパンク。これではスプリントに参加出来ない。

 

道路左側は、フィリッポ・ガンナが先頭で引いている。

 

ガンナ、ベン・スウィフト、エリア・ヴィヴィアーニとINEOS Grenadiersが先頭を固めた。

 

ガンナは2番手。

 

残り1.9km。

 

ここで先ほどまで逃げていたジュリアン・アラフィリップが先頭を引く。

 

ジュリアン・アラフィリップは引き終わっておりる。

 

Quick-Step Alpha Vinyl Teamが先頭だが、マーク・カヴェンディシシュはいない。

 

Groupama – FDJが先頭だ。トビアス・ルドヴィグソンがアルノー・デマールを引く。カレブ・ユアンはアルノー・デマールのホイールに乗っている。

 

アルノー・デマールがリードアウトから解き放たれて先頭でスプリント開始!

 

 

右側からJumbo-Vismaのオラフ・クーイが上がってくる。

 

アルノー・デマールの後ろからカレブ・ユアンが飛び出した。

 

カレブ・ユアンのバワーは石畳でも加速する!

 

 

カレブ・ユアンが先頭でゴールだ。アルノー・デマールはがっくりと肩を落とす。

 

カレブ・ユアンが石畳のスプリントを見事に制した~!

上手く、アルノー・デマールをリードアウトに使って、最後はパワーで押しとおした感じのスプリントだった。

これでカレブ・ユアンは今シーズン3勝目だ。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第3ステージ リザルト

カレブ・ユアンのコメント

ずっと勝ちたかったレースなので、本当に嬉しい。それはスプリンターにとって容易ではなかった。

攻撃が遅れたため、多くのチームメイトを使用する必要があった。彼らに多くのスペースを与えるべきではないからだ。

したがって、決勝では私が一人になることを知っていた。チームメートはパックを持ち帰らなければならなかった。私は自分でパックを完成させなければならなかった。

ホイールを追跡していたが、何をすべきかを知っていた。最終段階で、アルノー・デマールに1人のリードアウトが残っているのを見た。それは良さそうだったので、私は彼のホイールを選んだ。

彼らは適切なタイミングで始めた。最初の3、4の最後のコーナーに行かなければならないことを知っていた。そしてその後、私にぴったりの、軽くて重い仕上がりになった。

これまでのやり方に満足している。私の大きな目標の1つは来週だ。私は今日の勝利で多くの自信を持っている。

カレブ・ユアンは2018年、2021年と2位になっているミラノ~サンレモの優勝を狙っている。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 EWAN Caleb
Lotto Soudal 6 4:07:24
2
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ 4 ,,
3
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma 2 ,,
4
 BOUHANNI Nacer
Team Arkéa Samsic 1 ,,
5
 MERLIER Tim
Alpecin-Fenix 1 ,,
6
 ACKERMANN Pascal
UAE Team Emirates   ,,
7
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious   ,,
8
 CONSONNI Simone
Cofidis   ,,
9
 VIVIANI Elia
INEOS Grenadiers   ,,
10
 MOSCHETTI Matteo
Trek – Segafredo   ,,
11
 ALBANESE Vincenzo
EOLO-Kometa   ,,
12
 BALLERINI Davide
Quick-Step Alpha Vinyl Team   ,,
13
 THOMAS Benjamin
Cofidis   ,,
14
 KRISTOFF Alexander
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,
15
 DAINESE Alberto
Team DSM   ,,
16
 VENDRAME Andrea
AG2R Citroën Team   ,,
17
 BOASSON HAGEN Edvald
TotalEnergies   ,,
18
 ARANBURU Alex
Movistar Team   ,,
19
 MEEUS Jordi
BORA – hansgrohe   ,,
20
 NIZZOLO Giacomo
Israel – Premier Tech   ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1
 GANNA Filippo
INEOS Grenadiers 10 9:48:04
2 2
 EVENEPOEL Remco
Quick-Step Alpha Vinyl Team   0:11
3 3
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates   0:14
4 4
 ASGREEN Kasper
Quick-Step Alpha Vinyl Team   0:24
5 5
 DOWSETT Alex
Israel – Premier Tech   0:25
6 6
 ARENSMAN Thymen
Team DSM   0:28
7 7
 LUDVIGSSON Tobias
Groupama – FDJ   0:32
8 8
 VAN EMDEN Jos
Jumbo-Visma   0:33
9 9
 SOBRERO Matteo
Team BikeExchange – Jayco   0:39
10 10
 CRADDOCK Lawson
Team BikeExchange – Jayco   ,,

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 2 ▲1
 MERLIER Tim
Alpecin-Fenix 18
2 5 ▲3
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma 18
3 4 ▲1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 15
4 1 ▼3
 GANNA Filippo
INEOS Grenadiers 12
5  
 EWAN Caleb
Lotto Soudal 12
6 3 ▼3
 EVENEPOEL Remco
Quick-Step Alpha Vinyl Team 10
7  
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ 10
8 10 ▲2
 CONSONNI Simone
Cofidis 9
9 13 ▲4
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious 9
10 6 ▼4
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco 8

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 BAIS Davide
EOLO-Kometa 10
2  
 RASTELLI Luca
Bardiani-CSF-Faizanè 3
3 2 ▼1
 GAVAZZI Francesco
EOLO-Kometa 3
4  
 MAESTRI Mirco
EOLO-Kometa 2
5 3 ▼2
 GABBURO Davide
Bardiani-CSF-Faizanè 2
6 4 ▼2
 MARENGO Umberto
Drone Hopper – Androni Giocattoli 1
7  
 ZARDINI Edoardo
Drone Hopper – Androni Giocattoli 1

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 EVENEPOEL Remco
Quick-Step Alpha Vinyl Team 9:48:15
2 2
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 0:03
3 3
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 0:17
4 4
 SOBRERO Matteo
Team BikeExchange – Jayco 0:28
5 5
 GUERNALEC Thibault
Team Arkéa Samsic 0:34
6 6
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco 0:51
7 7
 FERRON Valentin
TotalEnergies 0:52
8 8
 SIMMONS Quinn
Trek – Segafredo 0:54
9 9
 RIOU Alan
Team Arkéa Samsic 0:57
10 10
 OLDANI Stefano
Alpecin-Fenix ,,

コメント

  1. ふわふわ より:

    もしかしたらカヴはもともと第2、3ステージは捨てる気でいて第7ステージ1発勝負に賭けてるかもしれないですね。
    明らかにやる気なさそうでしたし。

    • ちゃん より:

      ふわふわさん、なるほどの意見です。
      コース的に、カヴに合わないと言った感じですかね。なんとか登れを越えられてもスプリントに耐えられる足が残らない。
      確かに、最終ステージならば狙えそうです。チーム内ライバルのヤコブセンには少し間を開けられた感じかな。

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