将来の総合候補としてエガン・ベルナルと同じ道を歩んでいたイネオスのイバン・ソーサ。
まさか、モビスターに移籍になると思っても見なかった。
2020年こそ、コロンビア選手権で手首を骨折して出遅れたが、2021年は、開幕戦のツール・ド・ラ・プロヴァンス第3ステージで優勝し、 総合優勝もしている。
ヴォルタ・アン・アルガルヴェ以降、4か月もレースに出ていなかったのも気にかかる。この頃には、すでにチームは放出を決めていたというから驚きだ。
イバン・ソーサはインタビューでイネオスからの移籍は、複雑な心境だったことを明かしている。
移籍理由については語らない
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チームに来て最も驚いたことは何ですか？
最終的にスペイン語でコミュニケーションが取れるようになること。その方が楽ですからね。みんなが自分の思いを共有する、それは素晴らしいことだと思う。
うまくいっているし、そもそも気候が合っている。
スター選手の一人だが、リーダーになれますか？
今のところ、私がリーダーかどうかについては、誰とも話していない。年明けのレースに集中し、その後は様子を見ることにしている。
カレンダーもいいし、うまくやれると思う。すべてをどのようにスタートさせるかは、これからだ。自分の状態がよくわからないんだ。
イネオスの裏口から出たのですか？
別れは複雑だった。いろいろなことがあったが、様々なことを学べたので満足している。いい経験になったし、成長したものはすべて生かさなければならない。
ステージ勝利を狙う
アレハンドロ・バルベルデと並んで走るソーサ photo movistor
もう一人のリーダーをどのように見ていますか？
エンリク・マスはよくやっていると思う。昨年はブエルタで表彰台に上ったし、大きな大会でも活躍している。一緒に乗れる。彼は素晴らしいライダーだ。
あなたも、グランドツアーの主人公になりたいと思っているはずです。
誰でも参加できるレースがある。でも、大きなタイムトライアルでは、もっとうまくやりたいですね。ジロが好きです。山もあるし、自分には合っている。うまくできるように頑張りたい。
“do well “とはどういう意味ですか？
総合を除外することなく、ステージ優勝を狙う。表彰台が欲しいですね。
昨年はグランドツアーに出ませんでしたね。
かなり痛かった。チームは別のことに集中していたので、むしろ彼らの方が問題だったんだ。いろいろなことがあったので、あまり話したくはないのですが。すべてが勉強になる。
コロンビアの自転車競技のレベルをどのように見ていますか？近年、モビスターで問題を起こした同胞もいたようですが？
コロンビアの自転車競技は今、いい時期に来ていると思う。新しい才能も出てきたし、レベルは高い。他にも若い才能が出てきて、勉強になる。
私はその成長過程にある。まだまだ先は長いが、将来的には大きな大会で表彰台を狙えるようになると信じている。
今年のジロでは何か重要なことができるといいんですが。ナイロのような他の選手については、まだグランツールで勝つことができる。ベルナルは何でも勝ち取る覚悟がある。ワールドツアーでのレベルは非常に高い。
イバン・ソーサがイネオスから放出された理由については結局わからない。あまりにも才能のある選手ばかりなので、芽を出すのも大変だとは思うけど。
ジロ・デ・イタリアではアレハンドロ・バルベルデと共にエースを務めるが、メインはバルベルデとなるかもしれない。イバン・ソーサはステージ優勝を狙う動きをするかもしれないですね。
チャレンジ・マヨルカもアレハンドロ・バルベルデ、エンリク・マスと出場するので、まずは、力のあるところをステージ優勝で見せて貰いたい。
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