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2021-2022 X²Oトロフェー第6戦ハンメ なんとトム・ビドコックが~

海外情報
Photo credit: Bob Mical on Visualhunt
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ベルギーのハンメで行われるX²Oトロフェー第6戦。

今回2016年から5年連続で優勝しているマチュー・ファンデルプールは不在。2015年、2016年優勝のワウト・ファンアールトもすでにシクロクロスシーズンを終えている。

そうなると、イネオスのトム・ピドコックに注目が集まるのは当然の結果か。

X2Oトロフェーシリーズは、ワールドカップ、スーパープレスティージュュと違ってポイント制ではない。

各ステージの合計タイムで争われるので、出場しないと5分のタイム差を失うため、順位にも大きく影響する。

現在のランキングは

  1. トーン・アールツ  5:05:49
  2. エリ・イーゼルピット +04:12
  3. マイケル・ファントーレンハウト +07:32
  4. ワウト・ファンアールト +07:41
  5. トム・ミューセン +11:48
  6. コルネ・ファンケッセル +12:25
  7. イェンス・アダムス +13:07
  8. ラース・ファンデルハール +13:52
  9. トム・ピドコック +14:07
  10. ローレンス・ウィーク +15:31

トーン・アールツのトップは万全かな

 

 

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X2Oトロフェー第6戦ハンメ

コースマップ photo cyclocross24

 

フランドリアンクロスのコースは、森林地帯、バー、2つの池の間の牧草地、自転車公園の技術的なコースを走る伝統的なコース。

コースは先週の浸水により、一部変更されているが、概ね昨年と同じコースだ。

 

スタート前

Tiz-cyclingストリーミング スクリーンショット以下同様

世界選手権制覇を狙うトム・ピドコックの走りに注目だ。チームキャンプに参加していたのでシクロクロスレースは久しぶりだ。

 

最近のシクロでは、少しミスの見られるトーン・アールツ。今日はトム・ピドコックにどこまで対抗出来るのか注目される。

 

エリ・イーゼルピットも先週のワールドカップ第15戦のフラマンヴィルで独走勝利しており、調子を上げている。

厳しい走りでピドコックを追い詰めて貰いたい。

 

スタート

さあ、スタート。

 

スタートダッシュを決めたのはトーン・アールツ。

 

トーン・アールツは先頭でフィルードに飛び込む。

 

2位につけているのは、コルネ・ファンケッセル

 

エリ・イーゼルビットはカーブで落車に巻き込まれて順位を落とす。

 

2周目

トーン・アールツはトップで通過。ボーナスタイムを獲得。トム・ビドコックはスタートで遅れて10位で1周目を終える。ピドコックのチームメイトのベン・ターナーより遅れている。

 

トーン・アールツは絶好調で、先頭を独走。後続を引き離しにかかっている。

 

後続は2位争い。3位にエリ・イーゼルビットが上がってくる。

 

3周目

2位にエリが上がる。3位はコルネ・ファンケッセル、4位にローレンス・ウィーク。

 

トム・ビドコックはようやく6位に浮上。

 

4周目

トーン・アールツは19秒のリードを築いた。後ろが全く見えない。

 

ローレンス・ウィーク、エリ、その後ろにピドコックが上がってきた。

 

トム・ビドコックがエリを抜いて、ついに3位に上がる。

 

ビドコックは2位にあがる。ここからトーン・アールツの背中が見える位置まで上がれるかな。

 

5周目

トーン・アールツの後ろに2位のトム・ビドコックが見え始める。すでにタイム差は10秒以内に迫ってきた。

 

これは追いつきそうだ。

 

ついに追いついた。

 

おっと、直線でスピードを上げてトム・ビドコックが先頭に立った!

 

なんとかトーン・アールツは、トム・ビドコックをフォロー。

 

6周目

トーン・アールツだけが、トム・ピドコックについている。

 

一度離されかけたが、またトーン・アールツが追いつく。

 

エリ・イーゼルビットだけが少し遅れている。

 

ここで、トム・ビドコックがマシントラブルで遅れた。早くバイク交換したいが場所が悪い。

 

先頭はローレンス・ウィークに。

 

トム・ビドコックはようやくバイク交換。ここでエリにも抜かれる。

 

ピドコックは、エリを抜いて3位に。前とは数秒の差しかないのでい追いつきそうだ。

 

8周目

4人がまた一緒になるかな。

 

ついに追いついた。4人の先頭争いだ。

 

最後尾にいたエリが直線で抜いてトップにたつ。

 

今度はローレンス・ウィークがトツプに。

 

まだ、決着はつかない。

 

9周目

ラスト1周のジャンが鳴って、一気にトム・ビドコックが前に出る。

 

トム・ビドコックが突き放しにかかる。

 

あ~っ、トム・ビドコックはカーブで落車してしまう。

 

なんと~。後ろのエリ・イーゼルビットにも抜かれた~。

 

トップは3人の争いとなる。

 

ローレンス・ウィークがトップを譲らない。後ろのエリはこの後、登りで足をついて遅れてしまう。

 

トム・ビドコックは5位に後退。完全に気持ちが切れている。

 

トップは二人に絞られた。

 

最後のスプリントに向かう!

 

トーン・アールツが追い込むが、ローレンス・ウィークが逃げ切った!

腰の状態がよくなったローレンス・ウィークは完全復活の勝利だ。トム・ビドコックは、メカトラにラスト1周で落車ではどうにもならない。

明日のワールドカップでの走りに期待したい。

 

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リザルト

  1. ローレンス・スウェーク (PAUWELS SAUZEN – BINGOAL)  1:01:11
  2. トーン・アールツ (BALOISE TREK LIONS) +0:00
  3. エリ・イーゼルビット(Pauwels Sauzen-Bingoal) +0:05
  4. ラース・ファンデルハール(Trek Baloise Lions)+ 0:19
  5. トム・ピドコック (INEOS GRENADIERS)+0:33
  6. マイケル・ファントーレンハウト(Michael – Pauwels Sauzen – Bingoal)+0:35
  7. コルネ・ファンケッセル(TORMANS CYCLO CROSS TEAM) +1:46
  8. トム・ミューセン(HENS-CONTAINERS MAES)  +1:14
  9. クレマン・ヴァントゥリーニ(AG2R LA MONDIALE) +1:20
  10. トーン・ファンデボッシュ(PAUWELS SAUZEN – BINGOAL) +1:27

 

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