アイルランドのダブリンを拠点とするFifty One Bikesは、元プロサイクリストのAidan Duffによって2016年に設立されておりカスタムバイクの製造をしている。
そのFifty One Bikesから、Assassinグラベルバイクが登場。
Assassinと言えば、映画のタイトルのようだけど暗殺者という意味。
Assassin
まずAssassinとつけた由来について
1910年、ツールドフランスは、320 kmで獲得標高6000mを超えるステージがあった。
強力なトゥールマレー峠を含む4つの峠があり、道路は砂利で、山の道路は特に荒れていたという。
4回目の登山をサミットしたオービスク峠は、最終的にステージの優勝者であるオクタヴラピーズがステージの行き過ぎに激怒し、レースの副ディレクターであるアルフォンス・シュタイネスに叫んだ。
「Oui、des assassins!」(あなたは暗殺者だ!)
グラベルバイクで山の荒れた道を走るのは素晴らしいアイディアで、これに感銘を受けてAssassinと名付けている。
フリップチップ ジオメトリの変更が可能
自転車の取り扱いに関するライダーの好みはさまざまであり、砂利道はさらにさまざまであるため、1つのサイズですべてに対応できるわけではない。
Assassinでは、フリップチップを使用してジオメトリの変更が出来るようになっている。
後部では、2つのチップが3つの車軸位置を提供し、有効なチェーンステーの長さとホイールベース全体を5mm刻みで調整できる。
フロントでは、チップは高と低の2つの位置を提供する。「ロー」ポジションは、より長いトレイルとより緩いヘッドチューブ角度を提供し、より困難な地形でのよりアグレッシブなライディングに適している。
「ハイ」ポジションは、トレイルを短くし、ヘッドアングルを急にする。
フレームは、ハイエンドの東レT1100、800、700カーボンファイバーで製造されている。
その繊維の混合により、ミディアムフレームの重量を1050gまで下げている。
完成車は、Shamalカーボンホイールを備えたCampagnolo Ekar 1×13、Michelin 700c x 47mm Power砂利タイヤ、およびEason / Zippアルミニウムコックピットコンポーネントで構築されている。
フロントラックとリアラックを取り付けるオプションとフォークレッグマウントがあり、最大30kgの荷物を運ぶことができる。
取り外し可能なシートステイブリッジを備えたフルフェンダー用のマウントもある。
フォークには内部ダイナモルーティングもあり、充電の必要はない。
タイヤクリアランスは47mm。
ブリティッシュレーシンググリーンとブルーのカラーがあるが追加オプションでオリジナルカラーも可能。
フレームセットの価格は€3,499(約44万円)。完成車はShimanoとSRAM、およびCampagnolo Ekar 1xで€4,500(約57万円)から始まる。
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