2021ジロ・デ・イタリア総合2位となり、一躍脚光を浴びたダミアーノ・カルーゾ。
プロとして13シーズン走っているカルーゾは、全てのグランドツアーを満遍なく走っている。
ジロ5回、ツール6回、ブエルタ4位。その間、エースをアシストしながら、
- 2014ブエルタ総合9位
- 2015ジロ総合8位
- 2017ツール総合11位
- 2020ツール総合10位
- 2021ジロ総合2位
と素晴らしい走りをみせている。
他チームならば、間違いなくエースとして走る実力があるが、来シーズンもスーパーアシストから脱却することは出来そうもない。
だが、彼には密かな目標もあるようだ。
ツール・ド・フランス出場で
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イタリア人のダミアーノ・カルーゾは、どうせアシストとして走るならば、地元で走りたいと思っているだろう。
だが、ダミアーノ・カルーゾの予定では来年はツール・ド・フランスに出場することが決まっている。
既に発表されているBahrain Victoriousのメンバーは4人
- マテイ・モホリッチ
- ソンニ・コルブレッリ
- ダミアーノ・カルーゾ
- ワウト・プールス
ミケル・ランダはジロ・デ・イタリア出場が予定されており、そうなるとエースは2021ブエルタ総合3位となったジャック・ヘイグとなるのかな。
2021ブエルタ総合5位となったジーノ・マーダーの出場レースも気になるところだ。どちらにしても、ダミアーノ・カルーゾは、ワウト・プールスと共に山岳アシストとして働くことになる。
ダミアーノ・カルーゾは、
私の目標はステージ優勝であり、3つのグランツールそれぞれでそれを成し遂げたライダーのクラブに加わることだ。
もし、総合優勝を狙えるような状況になったら、それはその場で決めることになるでしょう。しかし、ステージ優勝が優先だ。
ブダペストで開催されるジロのスタート地点にいたいと思っているが、チームはツールを優先している。
彼らは最強のラインナップで参加したいと思っている。
物凄く強いのに、キャリアでの勝利は4勝止まり。それも、今年のジロとブエルタでのステージ優勝で2勝を上げている。
特に、2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第9ステージの70kmの独走勝利は凄かった。
総合順位に関係ない位置にいれば、ツールで逃げに乗ることも可能だろう。是非スーパーな逃げ切り勝利をまた見せて貰いたいものだ。
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