1シーズンに何千キロもの高速走行をこなすプロは、スローライドの良さを誰よりも理解し、評価している。
穏やかなサイクリングでは、心拍数を抑えながら血流を促進する。これは、ハードなトレーニングやレースの間の回復期間に重要な役割を果たしてくれる。
スローサイクリングは誰にとっても簡単なことではない。そのメリットは大きいが、必要以上にスピードを出したくなることがよくある。
特に、週末に他のサイクリストと競うわけではないのであればなおさらだ。しかし、回復だけでなく、穏やかな走行は、脚力をより必要とする日に備えて新鮮さを保ち、体の他のエネルギーシステムを活用することができる。
近年、二極化トレーニングが人気を博しているのは偶然ではない。
ここでは、ゆっくりとしたペースで走ることで、結果的に速くなるコツをご紹介しよう。
心拍数を低く保つ
心拍数が最大心拍数の65%以下になるようにしよう。
心拍計を使わずにサイクリングする場合は、疲労度を1~10で評価するボルグスケールで判断することができる。
リカバリーライドでは、レベル2または3になる。もちろん、スピード記録を目指して乗るわけではないので、平均速度は見ない。
常に速く走っているライダーには、少し難しいかもしれないけど必要なことだ。
ケイデンスを高く保つ
ケイデンスに基づいたトレーニングは、努力を測定するのに最も効果的な方法とは限らない。
だけど、トレーニングを軽く、簡単に済ませたい日には便利なツールとなる。ペダルに力を入れずに、1分間に90回転以上するようにする。
私は、どんどん回転数が落ちてるから、90回転というとかなり難しい。でも、チャレンジしてみようかな。
仲間と話す
静かな日には、隣の人と会話ができるくらいのペースで走るといいだろう。
息切れしたり、苦しくなるようなら、スローダウンしよう。または、近くの地域のソーシャルライドに参加してみるのもいいことだ。
散歩してみる
静かな乗り物は、あなたの中の子供を引き出し、新しいルートを発見するのに最適な方法となる。
イタリアでは、サイクリストが静かに走ることを「fare una passesggiata in bici」という表現で表している。
基本的には「バイクで散歩する」という意味で、プロや経験豊富なライダーが静かに走ることを表現している。
歩くことができなければ、走ることはできませんよね。
今の季節ならば、汗も出ないし、気温もあまり低くないので走りやすい。ゆっくりと走ってシーズン中の疲れを取っていくことも必要だ。
コメント
ただのLSDじゃん