2020年のU23はコロナのために中止。
前回は英国で行われ、現在アスタナで走るサムエーレ・バティステッラが繰り上げ優勝となっている。1位でゴールしたのはTeam DSMで走るニルス・エークホフ。
だが彼はドラフティングにより失格となっている。
今年は日本からの参加もないのが残念。来年には日本の参加も期待したい。
- アントワープ~ルーヴェン 161.1km
- ウインペルス(7.9%で360m、最大9%)
- シントアントニウスベルク(5.5%で230m、最大11%)
- デコウクスラン(2.5%で975m、最大6%)
- Smeysberg(8.8%で700m、最大16%)
- 石畳のMoskesstraat(8%で550m、最大16%)
- OverijseのSカーブ(5.5%で738m、最大18.3%)
- Veeweidestraat(5.2%で484m、最大12%)
- Smeysberg(8.8%で700m、最大16%)
- カイザースベルク(6.6%で290m、最大9%)
- デコウクスラン(2.5%で975m、最大6%)
- ウインペルス(7.9%で360m、最大9%)
- デコウクスラン(2.5%で975m、最大6%)
- リザルト
アントワープ~ルーヴェン 161.1km
過去10年で最短のコース。前半50kmは平坦で、ウィルレイク、コンティフ、メッヘレン、キールベーゲンを通過する。
その後、南に向かい、トレメロ、ウェルフテル、ロツェラールを経由してルーヴェンに到着。
ここで15.5kmのローカルサーキットに突入。
- ウインペルス(7.9%で360m、最大9%)
- シントアントニウスベルク(5.5%で230m、最大11%)
- カイザースベルク(6.6%で290m、最大9%)
- デコウクスラン(2.5%で975m、最大6%)
- ウインペルス(7.9%で360m、最大9%)
ルーヴェンサーキットから、オーベレルエイセとその周辺のフランドリエンサーキットに突入。上のコースプロフィールの黄色の部分だ。
ブランツ・パイルでも通るコース。
- Smeysberg(8.8%で700m、最大16%)
- 石畳のMoskesstraat(8%で550m、最大16%)
- OverijseのSカーブ(5.5%で738m、最大18.3%)
- Taymansstraat
- 急で狭いBekestraat(7.7%で439m、最大15%)
- Veeweidestraat(5.2%で484m、最大12%)
最後の登りの後、同じルートでルーヴェンに戻り、サーキットに再び入る。獲得標高は1.049m。
ローリングスタートは9km。すでにプロで走っているライダーでも走れるので実力差は大きく出そうだ。当然マークされるでしょうけど。
まずは、50km先のルーヴェンサーキットを目指す。
ジュニアもスタートしてすぐに落車していたけど、U23も落車。
次々と落車が起こってしまって、集団は一旦停止。選手が追いついてから再スタート。
リアルスタートから4人が逃げだす。
僅かな登りで3人となる。
集団は落ち着いていないので、この3人で決まる感じがしない。
- グレブ・カルペンコ(エストニア)
- ローガン・カリー(ニュージーランド)
- アダム・ワード(アイルランド)
集団後方で落車。チェーンが複雑に絡んでしまって、メカニックでないと治せない状態に。道路幅が急に狭くなったりするので、歩道走りが上手くないと落車する。
ベルギーのファビオ・ヴァン・デ・ボッシュは、歩道との段差で吹っ飛んでしまう。あやうくショーウィンドウに突っ込むところだった。
ファビオ・ヴァン・デ・ボッシュは、SportVlaanderen-BaloiseからAlpecin-Fenixに行く予定だ。
3人が落車。まあ多いい。とにかく端を走ると段差があるので気を付けないと。
3人は3分30秒のタイム差をつけた。これは20km先の,ルーヴェンサーキットまで楽に逃げれそうだ。
集団は、イタリアとコロンビアが先頭で引いている。
先頭は46~48km/h位で走っており、4分23秒もタイム差をあけた。
それにしても、落車が多い。道路幅が狭くなった部分で起こってしまう。
あら~、今度はカーブで落車。
ベルギーのスタンヴァン・トリヒトが落車するとは。これはクイックステップのスタジュール(研修生)だ。
カーブがあると落車。ロシアのSergei Kurianov。
ウインペルス(7.9%で360m、最大9%)
先頭はルーヴェンサーキットに入ってきた。
シントアントニウスベルク(5.5%で230m、最大11%)
かなりの急こう配だ。これを集団では上がれない。
先頭3人はフニッシュ地点を通過。
集団は3分29秒遅れで通過。
90kmを切ってオランダが先頭に。
デコウクスラン(2.5%で975m、最大6%)
先頭3人は結構頑張っている。タイムは3分台。
Smeysberg(8.8%で700m、最大16%)
先頭は、フランドリエンサーキットに入ってきた。
集団は渋滞で足をつく選手も。まだ人数が多すぎる。177人から100人くらいにはなっているけど。
石畳のMoskesstraat(8%で550m、最大16%)
さあ、登りで先頭はローガン・カリー(ニュージーランド)が抜け出した。
後方は渋滞で止まる選手も。
逃げていたグレブ・カルペンコ(エストニア)が集団に捕まる。
ベルギーのアルノー・ド・リーが立てない。現在ロットで走っているテスト生。2022年から2年契約でワールドチームで走るのだけど。
一人で逃げるのは無理がある。残り1分のタイム差となった。
OverijseのSカーブ(5.5%で738m、最大18.3%)
ローガン・カリー(ニュージーランド)は、タイムトライヤルで11位に入っており独走も得意だ。
後ろに集団が見えてきた。
アメリカの選手も落車。まあ落車が多い。
同じ場所でイタリアのフィリッポ・バロンチーニも落車。追走しないといけない。
先頭を走っていたローガン・カリー(ニュージーランド)は、道を間違えてしまい、フランスの選手に抜かれた。
ベルギーはまたも落車。VAN EETVELT Lennert。ロットの開発チームで走っているライダーだが、これもリタイヤ。
ベルギーで残っているのはフロリアン・フェルメルシュ、ティボー・ネイスなど4人だけ。
ローガン・カリー(ニュージーランド)は、二人目に抜かれる。
先頭は一塊になった。まだ40人以上いる。
Veeweidestraat(5.2%で484m、最大12%)
二人が抜け出そうだが、すぐに捕まる。
誰もアタックを掛けないので、集団はまた戻ってしまう。80人くらいいる。
Smeysberg(8.8%で700m、最大16%)
そろそろ勝ち逃げが出来ないかな。
少しだけ、前に出たが集団から抜け出せるかな。
ここにはベルギーが一人も乗っていない。これは決まるか。
どこの国も一人づつ乗っている。オランダのダーン・フールは2022年からトレックで走る選手で今は研修生。
UAEに移籍したニュージーランドのフィシャー・ブラックも乗っている。
タイム差は集団と34秒となってきた。
先頭は、ルーヴェンサーキットに帰ってきた。残り2周で、逃げているのは9人。
- Colnaghi (Italië)
- ダーン・フール (Nederland)
- A.Johannessen (Noorwegen)
- Kopecky (Tsjechië)
- Drizners (Australië)
- Schmid (Zwitserland)
- Vermaerke (VS)
- フッシャー・ブラック (Nieuw-Zeeland)
- Costa (Portugal)
後方から追走していた2人が追いつく。
カイザースベルク(6.6%で290m、最大9%)
11人はタイム差30秒で逃げる。
集団は逃げに乗っていないベルギーが引いている。
デコウクスラン(2.5%で975m、最大6%)
登りに入ったが、アタックはかからず。
ウインペルス(7.9%で360m、最大9%)
フイッシャー・ブラックが登りで遅れてしまう。
集団も割れているが、タイム差を詰めてきている。
先頭から、スイスのマウロ・シュミット(Team Qhubeka ASSOS)がアタック。
マウロ・シュミットは20秒のタイム差しかない。これは厳しい。スプリントになりそうな感じだ。
第2集団は、オランダが引く集団に飲み込まれてしまう。
残り9.6kmだが、タイム差は9秒。ジロのステージ優勝者はあきらめない。
デコウクスラン(2.5%で975m、最大6%)
オランダが集団を引き続ける。残り二つの登りだ。
マウロ・シュミットは、追いつかれてしまう。
ルクセンブルクのクラッカーズ ・アーサーはマウロ・シュミットを抜いていく。
二人は頑張るが、集団に捕まる。集団からは、イタリアのフィリッポ・バロンチーニが先頭からスパート。
フィリッポ・バロンチーニは、クラッカーズ ・アーサーとマウロ・シュミットを抜いていく。
フィリッポ・バロンチーニは、一気に集団を突き放した。
フィリッポ・バロンチーニは最後の登りを駆け上がる。タイム差は10秒だ
残り1.3kmで13秒のタイム差だ。これは逃げ切ったぞ!
フィリッポ・バロンチーニは一人でゴールラインに現れる。
フィリッポ・バロンチーニが逃げ切り勝利だ~!
現在、テスト生だが、2022年から2年間の契約でTrek-Segafredoで走る。
先日のコッパ・サバティーニでもミケル・ヴァルグレンが優勝したワンデイレースで4位に入っている。このレースも、登りゴールでサバイバルだったが、そのレースで4位なのだから凄い力がある。
フィリッポ・バロンチーニは、一度落車して追走しているのに最後は、足を見せてくれた。
スプリントを嫌っての逃げからの勝利は素晴らしいものだ。ワールドツアーレースで勝利するのも、時間の問題かもしれない。
レース後のインタビューでは、ラスト6kmから攻撃するのは決まっていたという。だから全開で逃げ続けたということだ。
リザルト
2位には、エリトリアのビニヤム・ギルマイが入った。8月からIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxで走っている。
3位は、オラフ・コーイ。2月からTeam Jumbo-Vismaで走っている。やはり、ワールドチームで走っているライダーが上位を占める結果となった。
Rnk | Rider | Team | UCI | Time |
---|---|---|---|---|
1 |
BARONCINI Filippo
|
Italy | 3:37:36 | |
2 |
GHIRMAY HAILU Biniam
|
Eritrea | 0:02 | |
3 |
KOOIJ Olav
|
Netherlands | ,, | |
4 |
GAZZOLI Michele
|
Italy | ,, | |
5 |
ASKEY Lewis
|
Great Britain | ,, | |
6 |
NYS Thibau
|
Belgium | ,, | |
7 |
COLNAGHI Luca
|
Italy | ,, | |
8 |
PENHOËT Paul
|
France | ,, | |
9 |
RANGEL COSTA Vinicius
|
Brazil | ,, | |
10 |
LAMPERTI Luke
|
United States | ,, |
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