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2021世界選手権ロードレース男子U23 プロで活躍するライダーが目立つ展開に

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Photo credit: VISITFLANDERS on Visualhunt.com
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2020年のU23はコロナのために中止。

前回は英国で行われ、現在アスタナで走るサムエーレ・バティステッラが繰り上げ優勝となっている。1位でゴールしたのはTeam DSMで走るニルス・エークホフ。

だが彼はドラフティングにより失格となっている。

 

今年は日本からの参加もないのが残念。来年には日本の参加も期待したい。

 

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アントワープ~ルーヴェン 161.1km

コースマップ  photo uci

 

過去10年で最短のコース。前半50kmは平坦で、ウィルレイク、コンティフ、メッヘレン、キールベーゲンを通過する。

その後、南に向かい、トレメロ、ウェルフテル、ロツェラールを経由してルーヴェンに到着。

ここで15.5kmのローカルサーキットに突入。

  1. ウインペルス(7.9%で360m、最大9%)
  2. シントアントニウスベルク(5.5%で230m、最大11%)
  3. カイザースベルク(6.6%で290m、最大9%)
  4. デコウクスラン(2.5%で975m、最大6%)
  5. ウインペルス(7.9%で360m、最大9%)

 

コースプロフィール photo uci

 

ルーヴェンサーキットから、オーベレルエイセとその周辺のフランドリエンサーキットに突入。上のコースプロフィールの黄色の部分だ。

ブランツ・パイルでも通るコース。

  1. Smeysberg(8.8%で700m、最大16%)
  2. 石畳のMoskesstraat(8%で550m、最大16%)
  3. OverijseのSカーブ(5.5%で738m、最大18.3%)
  4. Taymansstraat
  5. 急で狭いBekestraat(7.7%で439m、最大15%)
  6. Veeweidestraat(5.2%で484m、最大12%)

最後の登りの後、同じルートでルーヴェンに戻り、サーキットに再び入る。獲得標高は1.049m。

 

ローリングスタートは9km。すでにプロで走っているライダーでも走れるので実力差は大きく出そうだ。当然マークされるでしょうけど。

まずは、50km先のルーヴェンサーキットを目指す。

 

ジュニアもスタートしてすぐに落車していたけど、U23も落車。

 

次々と落車が起こってしまって、集団は一旦停止。選手が追いついてから再スタート。

 

リアルスタートから4人が逃げだす。

 

僅かな登りで3人となる。

 

集団は落ち着いていないので、この3人で決まる感じがしない。

  1. グレブ・カルペンコ(エストニア)
  2. ローガン・カリー(ニュージーランド)
  3. アダム・ワード(アイルランド)

 

集団後方で落車。チェーンが複雑に絡んでしまって、メカニックでないと治せない状態に。道路幅が急に狭くなったりするので、歩道走りが上手くないと落車する。

 

ベルギーのファビオ・ヴァン・デ・ボッシュは、歩道との段差で吹っ飛んでしまう。あやうくショーウィンドウに突っ込むところだった。

 

ファビオ・ヴァン・デ・ボッシュは、SportVlaanderen-BaloiseからAlpecin-Fenixに行く予定だ。

 

3人が落車。まあ多いい。とにかく端を走ると段差があるので気を付けないと。

 

3人は3分30秒のタイム差をつけた。これは20km先の,ルーヴェンサーキットまで楽に逃げれそうだ。

 

集団は、イタリアとコロンビアが先頭で引いている。

 

先頭は46~48km/h位で走っており、4分23秒もタイム差をあけた。

 

それにしても、落車が多い。道路幅が狭くなった部分で起こってしまう。

 

あら~、今度はカーブで落車。

 

ベルギーのスタンヴァン・トリヒトが落車するとは。これはクイックステップのスタジュール(研修生)だ。

 

カーブがあると落車。ロシアのSergei Kurianov。

 

ウインペルス(7.9%で360m、最大9%)

先頭はルーヴェンサーキットに入ってきた。

 

シントアントニウスベルク(5.5%で230m、最大11%)

かなりの急こう配だ。これを集団では上がれない。

 

先頭3人はフニッシュ地点を通過。

 

集団は3分29秒遅れで通過。

 

90kmを切ってオランダが先頭に。

 

デコウクスラン(2.5%で975m、最大6%)

先頭3人は結構頑張っている。タイムは3分台。

 

Smeysberg(8.8%で700m、最大16%)

先頭は、フランドリエンサーキットに入ってきた。

 

集団は渋滞で足をつく選手も。まだ人数が多すぎる。177人から100人くらいにはなっているけど。

 

石畳のMoskesstraat(8%で550m、最大16%)

さあ、登りで先頭はローガン・カリー(ニュージーランド)が抜け出した。

 

後方は渋滞で止まる選手も。

 

逃げていたグレブ・カルペンコ(エストニア)が集団に捕まる。

 

ベルギーのアルノー・ド・リーが立てない。現在ロットで走っているテスト生。2022年から2年契約でワールドチームで走るのだけど。

 

一人で逃げるのは無理がある。残り1分のタイム差となった。

 

OverijseのSカーブ(5.5%で738m、最大18.3%)

ローガン・カリー(ニュージーランド)は、タイムトライヤルで11位に入っており独走も得意だ。

 

後ろに集団が見えてきた。

 

アメリカの選手も落車。まあ落車が多い。

 

同じ場所でイタリアのフィリッポ・バロンチーニも落車。追走しないといけない。

 

先頭を走っていたローガン・カリー(ニュージーランド)は、道を間違えてしまい、フランスの選手に抜かれた。

 

ベルギーはまたも落車。VAN EETVELT Lennert。ロットの開発チームで走っているライダーだが、これもリタイヤ。

ベルギーで残っているのはフロリアン・フェルメルシュ、ティボー・ネイスなど4人だけ。

 

ローガン・カリー(ニュージーランド)は、二人目に抜かれる。

 

先頭は一塊になった。まだ40人以上いる。

 

Veeweidestraat(5.2%で484m、最大12%)

二人が抜け出そうだが、すぐに捕まる。

 

誰もアタックを掛けないので、集団はまた戻ってしまう。80人くらいいる。

 

Smeysberg(8.8%で700m、最大16%)

そろそろ勝ち逃げが出来ないかな。

 

少しだけ、前に出たが集団から抜け出せるかな。

 

ここにはベルギーが一人も乗っていない。これは決まるか。

 

どこの国も一人づつ乗っている。オランダのダーン・フールは2022年からトレックで走る選手で今は研修生。

 

UAEに移籍したニュージーランドのフィシャー・ブラックも乗っている。

 

タイム差は集団と34秒となってきた。

 

先頭は、ルーヴェンサーキットに帰ってきた。残り2周で、逃げているのは9人。

  1. Colnaghi (Italië)
  2. ダーン・フール (Nederland)
  3. A.Johannessen (Noorwegen)
  4. Kopecky (Tsjechië)
  5. Drizners (Australië)
  6. Schmid (Zwitserland)
  7. Vermaerke (VS)
  8. フッシャー・ブラック (Nieuw-Zeeland)
  9. Costa (Portugal)

 

後方から追走していた2人が追いつく。

 

カイザースベルク(6.6%で290m、最大9%)

11人はタイム差30秒で逃げる。

 

集団は逃げに乗っていないベルギーが引いている。

 

デコウクスラン(2.5%で975m、最大6%)

登りに入ったが、アタックはかからず。

 

ウインペルス(7.9%で360m、最大9%)

フイッシャー・ブラックが登りで遅れてしまう。

 

集団も割れているが、タイム差を詰めてきている。

 

先頭から、スイスのマウロ・シュミット(Team Qhubeka ASSOS)がアタック。

 

マウロ・シュミットは20秒のタイム差しかない。これは厳しい。スプリントになりそうな感じだ。

 

第2集団は、オランダが引く集団に飲み込まれてしまう。

 

残り9.6kmだが、タイム差は9秒。ジロのステージ優勝者はあきらめない。

 

デコウクスラン(2.5%で975m、最大6%)

オランダが集団を引き続ける。残り二つの登りだ。

 

マウロ・シュミットは、追いつかれてしまう。

 

ルクセンブルクのクラッカーズ ・アーサーはマウロ・シュミットを抜いていく。

 

二人は頑張るが、集団に捕まる。集団からは、イタリアのフィリッポ・バロンチーニが先頭からスパート。

 

フィリッポ・バロンチーニは、クラッカーズ ・アーサーとマウロ・シュミットを抜いていく。

 

フィリッポ・バロンチーニは、一気に集団を突き放した。

 

フィリッポ・バロンチーニは最後の登りを駆け上がる。タイム差は10秒だ

 

残り1.3kmで13秒のタイム差だ。これは逃げ切ったぞ!

 

フィリッポ・バロンチーニは一人でゴールラインに現れる。

 

フィリッポ・バロンチーニが逃げ切り勝利だ~!

現在、テスト生だが、2022年から2年間の契約でTrek-Segafredoで走る。

先日のコッパ・サバティーニでもミケル・ヴァルグレンが優勝したワンデイレースで4位に入っている。このレースも、登りゴールでサバイバルだったが、そのレースで4位なのだから凄い力がある。

フィリッポ・バロンチーニは、一度落車して追走しているのに最後は、足を見せてくれた。

スプリントを嫌っての逃げからの勝利は素晴らしいものだ。ワールドツアーレースで勝利するのも、時間の問題かもしれない。

レース後のインタビューでは、ラスト6kmから攻撃するのは決まっていたという。だから全開で逃げ続けたということだ。

 

リザルト

2位には、エリトリアのビニヤム・ギルマイが入った。8月からIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxで走っている。

3位は、オラフ・コーイ。2月からTeam Jumbo-Vismaで走っている。やはり、ワールドチームで走っているライダーが上位を占める結果となった。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 BARONCINI Filippo
Italy   3:37:36
2
 GHIRMAY HAILU Biniam
Eritrea   0:02
3
 KOOIJ Olav
Netherlands   ,,
4
 GAZZOLI Michele
Italy   ,,
5
 ASKEY Lewis
Great Britain   ,,
6
 NYS Thibau
Belgium   ,,
7
 COLNAGHI Luca
Italy   ,,
8
 PENHOËT Paul
France   ,,
9
 RANGEL COSTA Vinicius
Brazil   ,,
10
 LAMPERTI Luke
United States   ,,

 

 

 

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