マーク・カヴェンディシュはパロワーズ・ベルギー・ツアー最終ステージで、名だたるスプリンター達を抑えて、ステージ優勝を飾った。
いなかったスプリンターといえば、サガン、アルノー・デマール、フェルナンド・ガビリア、アレクサンダー・クリストフくらいのものだ。
ウルフパックは、レムコ・エヴェネプールの総合優勝と合わせてダブルの喜びとなっている。
マーク・カヴェンディシュはインスタグラムで、レムコ・エヴェネプールのことをブラットリー・ウイギンズと同じように素晴らしいライダーだと絶賛している。
一緒に乗れることを光栄に
この投稿をInstagramで見る
この子が好き…。
スプリンターとして、総合順位の高いチームメイトと一緒にレースに参加することはめったにない。
さらに、スプリンターとしての敬意と尊厳を持って接してくれるチームメイトは稀だ。
彼ができる限られた仕事を評価してくれたとき、それがどれほどやりがいのあることか想像できません。
しかし、バンチスプリントの混乱に巻き込まれ、自分を危険にさらすことで私への信頼を示したとき、それは特別なものとなるでしょう。
ブラットリー・ウイギンズのこのような走りは、今でもこのスポーツでの最も素晴らしい思い出のひとつとなっている。
レムコ・エヴェネプールも同様だ。リードするために作られたライダーがいて、この2人は私のキャリアの中で輝いている例だ。
バイクに乗っている毎日や、言葉の端々まで吟味されている中で、何かに照準を合わせる能力があるからこそ、彼らは限られた人しか達成できない高みに到達することができる。
いつも笑顔で、その年齢で肩に重荷を背負っているにもかかわらず、何事にも積極的に取り組む。一緒に乗れて光栄だよ、君。変わらずにね。
マーク・カヴェンディシュは2012年Sky Procyclingでブラットリー・ウイギンズと一緒ツール・ド・フランスに出場している。
この時、ブラットリー・ウィギンズはイエロージャージを着ながらマーク・カヴェンディシュのスプリントトレインに加わり、カブのステージ3勝にアシストしている。
レムコ・エヴェネプールも同じで、バロワーズ・ベルギーツアーでリーダーでありながら、スプリントの位置取りのためにカブの為に全開で前をキープしていた。
通常は、リーダーとなっている選手がリードアウトするようなことは中々ない。見かけるのは、ジュリアン・アラフィリップやタデイ・ポガチャルなど少数だ。
カブは、レムコもいずれツール・ド・フランスを征するライダーとなることを確信しているのだろう。この若者のことが大好きでたまらないようだ。
この二人が再び同じレースで走る姿を何度も見てみたいものだ。
コメント