ジロ・デ・イタリアに登場したミニストラーデビアンケのコース。
第11ステージは、多くの総合ライダーがグラベルロードでタイムを失ってしまった。ここで勝利したのは、21歳の若手、マウロ・シュミッド(Team Qhubeka ASSOS)。
このマウロ・シュミットが使っていたHuntのホイールだが、なんと12万円の安いミッドレンジのホイール。
グランツールで優勝するプロライダーが使うようなホイールではないと思うのだけど。
HUNT50カーボンエアロディスクホイールセット
この投稿をInstagramで見る
Hunt50は、日本円で126,300円。一般ユーザーが使うには少し高いかもしれないがプロが使うようなホイールではない。
11ステージで2位になった、アレッサンドロ・コーヴィ(UAE Emirates)は、Campagnolo BoraWTOを使用。これは25万円する。
Team Qhubeka ASSOSに提供されるホイールは、他にもあったはずなのだけど。
それは、マウロ・シュミットがネオプロであり、チームがジロで使っているホイールの最後のほうの選択となる。
プロとはいえ全員がハイエンドのホイールを使える訳ではない。
ただ、チームのミヒャエル・ゴグルはストラーデビアンケで、Hunt 50を使って6位でゴールしている。
Hunt50ホイールは、チームの上級ライダーからも良い評価は得ているホイールだったのだ。
マウロ・シュミットは全てのレースで、Hunt50を使っている訳でもない。あくまでグラベルロードを含んだレースだったので、この実績のあるホイールを使ったと言うことだ。
Hunt 50カーボンエアロディスクホイールセットは、一方向のT24 / 30リム(19mmの内部幅、27mmの外部幅)と50mmのリムハイトのU字型プロファイルを使用している。
丈夫でありながら軽量なリムを特徴としており、耐久性を高めるために3K織りの強化スポークホールとなっている。
V:Absorbe樹脂ブレンドをカーボン層に追加することで、低温で硬化し、衝撃に対する耐性を高め、振動をより効果的に減衰させている。
ホイールの重量は1,487gでチューブレス対応のディスクホイール。
Huntのホイールで第13ステージはジャコモ・ニッツォーロも勝利。Huntは創業6年だけど、すでにトップクラスの性能を持っていると言っても良いと思う。
コメント