JULBOはGroupama-FDJプロチームと共同で新しいヘルメットを開発。
包括的な調整システムにより個々のサイズ調整が可能で、特に注目すべきは取り外し可能なエアロシェル。冬場寒い時とか、雨の時とかよさそう。
これにより、ヘルメットはさまざまな使用条件に適応する。
FINISHER EVO Groupama – FDJ
Groupama-FDJのプロフェッショナルライダー達は、2シーズンにわたり、風洞と実践で細部に至るまでこのヘルメットをテストしている。
FINISHER EVO Groupama-FDJは、そのSpeedSHELLシェルにより、最も空気力学的なロードサイクリングヘルメットの一つであることは間違いない。
MIPS®エア・ノード・テクノロジーは優れたプロテクションを提供し、反射安全ステッカーは良好な視認性を確保する。
しかし、このヘルメットは性能面だけでなく、ルックス面でもトップレベルにある。
MIPSテクノロジー、独自のEyewear Storage System、360°Julbo Fit Systemなどの特徴を備えたこのヘルメットは、JULBOが開発した中で最も洗練されたサイクリングヘルメットとなった。
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投稿のコメントでは、ツール・ド・フランスで最速のヘルメットを作るために2年の歳月を費やしたと書かれている。
Julbo Finisher Evo : le défi du casque route aéro https://t.co/Y22keTdkCi
— Le Cycle (@LeCycle1) July 2, 2024
取り外し可能な SpeedSHELL シェルは、ユニークな 3-in-1 装備となっている。
- 通気性の良い夏用ヘルメット
- 高速ライディング用の空力ヘルメット
- 冬用の悪天候用ヘルメット
衝突時の安全対策のために、MIPS® テクノロジーが組み込まれているため、ヘルメットの重量は300gとなっている。
FINISHER EVO Groupama-FDJ ヘルメットは白色のポリスチレン構造を採用しており、太陽光によって発生する熱の一部を遮断し、体感温度を数十分の1度低下させる。
価格は、309,90 €(約4万9千円)。
コメント
UCI規定で取り外し可能なエアロパーツの付加はNGだったかと思います。
実際のレースで使用する場合は、カバーの接着したエアロバージョンとカバー無しを使い分ける必要があり作り分けるのと大差ない気が……
ホビーライダーを対象にするとしても、性能を重視するならエアロヘルメットとベンチレーション優先の軽量ヘルメットを使い分ける方が一般的でしょうし、マーケティング目的以外に無意味な機能ですね。
カバーをつければエアロ性能向上、雨天時も濡れませんってヘルメットが出ては消え、出ては消えしているのに、未だに新製品が出てくるのが不思議です。
雨天対策でわざわざカバーを常時持ち歩く人っているのかな?
そうですね。Intermarché – Wantyのビニヤム・ギルマイらも、瞬間接着剤でくっつけてましたね。
https://chan-bike.com/uvex-surge-aero-mips-won-by-binyam-girmay-goes-on-sale
通勤とかで、最初から雨だったら良いかも。私はヘルメットカバーを使ってましたけど、土砂降りでは中までしっとり濡れてました。
あとは、冬場なら使えそう。安全性の妥協はしないとGroupama – FDJの担当者が指示したことで、重量もかなり重くなってますね。
ただ、価格が凄いことになっているので、私は手がでない….。