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プロがレースでフレアハンドルを使う理由とは?

機材情報
Image by StockSnap from Pixabay
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最近、見かけるようになったプロロードレースでのフレアハンドル。

前から見ると、ハの字に広がったように見えるハンドルで、グラベルバイクなどで良くみられる。

グラベルでは、あくまでハンドルコントロールが良くなるから使われている。

このハンドルをロードレースでも使う選手がいるので、不思議に思っていたのだけど疑問が解けたので紹介。

 

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極端なフレアハンドルの例

 

上の写真は、オランダのJan Willem Van Schipが2018年Roompot – Charlesのプロチームで乗っていた時の写真。

彼のハンドルは上部が300mmで、下部が380mm。もの凄く極端な例だ。

この写真を見て、真っ先に浮かぶのは腕の間隔が狭いので、タイムトライヤルの時の姿勢に似ていること。

 

©Ben Delaney

要は、空気抵抗を考えてハンドル幅が狭くなっている。上のブレーキフードを握る理由は、前からの前腕の空気抵抗を抑えるため。

実は、このハンドルは日本製。

45km/hの場合、15~20ワットを節約出来る計算になるとも言われている。トラック競技の場合も、ハンドル幅はとても狭い。

最近の傾向として、ロードレースでもハンドル幅が狭くなる傾向が高まっているのは、やはり空気抵抗を考えてのことだ。

 

フレアハンドルの採用

photo yuzuru sunada

 

狭いハンドルを扱うにはそれなりのスキルが必要。プロの場合には、十分すぎるほどのハンドリングテクニックがある。

空気力学に最適な位置を提供するのは、ドロップではなくフードでのポジション。

ライダーがドロップ部分を握って走っている時、これは前腕を風にさらす可能性があり、効率が大幅に低下する。風を受ける面積が増えることに繋がる。

手をブレーキフードの上に上げることで、前腕を手と完全に一致させることができ、風にさらされる体の表面積を減らすことができる。

フレアハンドルならば、両腕の間隔も狭くなり、より小さく身体をまとめることが出来るのでメリットが大きい。

フレアハンドルは、フードを握れば空気抵抗を改善できるが、広いドロップを握れば、バイクを処理する能力を損なうことはない。

ドロップを握ると、バイクの安定性とコントロールが標準に戻る。例えば、下りではドロップ部分を持てば、バイクコントロールは楽に行える。

 

©Jered Gruber

 

狭いハンドルバーで自転車を扱うことは確かに不可能ではない。

しかし、繰り返しになるけど、プロはハンドリング能力の点で間違いなく通常とはかけ離れている。

それが彼らがプロである理由の一部でもある。

大多数の人にとって、フレアハンドルバー(またはアウトスイープハンドルバー)は、空力の削減とバイクのコントロールの最適なバランスを提供する。

だが、それも極端な例を除けばの話となる。

まあ、私としてはプロがフレアハンドルを使う理由が空気抵抗だとわかって納得した次第です。

 

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