Rovalは6月に、Rovalの中で最軽量のロードクリンチャーホイールAlpinist CLXクライミングホイールを発表していた。
このホイールは前後合わせると29万円と高価格。
Roval Alpinist CLホイールはハブを交換して手の届きやすい価格として登場した。リムはAlpinist CLXと全く同じで、重量は79g重くなるだけの1365g。
Roval Alpinist CLホイール
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photo rovalcomponents
Alpinist CLはAlpinist CLXと同じリムを使用している。
内部幅21mmでリムハイトは33mmのカーボンファイバーディスクブレーキ専用のリムとなっている。
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photo rovalcomponents
Alpinist CLXと同様に、Alpinist CLもチューブレス互換ではない。
Specializedは、これはリムが究極の軽量化を考慮して設計されたためであると主張している。最近の傾向にはマッチしていないけれども良いのかな。
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photo rovalcomponents
CLホイールの最大の変更は、CLXモデルのRoval AeroFlangeディスクハブからDT Swiss 350センターロックハブに移行したこと。
ハブの変更により、CLXモデルよりフロントは2本スポーク数が増える。ホイールには、DT Swiss Aerolite Tヘッドスポークが合金Pro Lock六角ニップルで保持される。
結局、このハブの変更により価格は大幅に抑えられた。重量が増えたといっても前後で1365gは軽量だ。
Alpinist CLXとの重量差は79g。この差で10万円の価格差は大きい。リムの形状も変わらない。ただフロントのスポーク数は2本増えるが、何十パーセントも空気抵抗が変わるとも思えない。
ユーザーにとっては選択枝が増えて嬉しい配慮だと言える。
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