ジロ・デ・イタリア開幕戦は恒例の個人タイムトライヤル。
今年は、路面状況も良くてカーブでの落車などもなかったように思う。全ての選手の走りが見れた訳ではないので、こけた選手がいた場合にはご勘弁。
だが、タイムトラヤルが終わった後に落車した選手がいる。
Israel Start-Up Nationのクリスツ・ニーランズだ。
105位でフニッシュしたけど
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クリスツ・ニーランズは、ラトビア出身の26歳。チームには2016年のIsrael Cycling Academyの時から所属している。
昨年ツール・ド・フランスに出場して、今年はジロ初出場だったのにゴール後に悲劇が起こったようだ。
ホテルに戻る途中に落車して、右鎖骨骨折。手術するので第2ステージからスタート出来ない。
昨年のツール・ド・フランスの第4ステージでは最後まで逃げ続けて敢闘賞を獲得。チームとして初めて表彰台に登っていた。
2017・2018ラトビアチャンピオンでもあり、山岳でダン・マーティンをアシストする予定だったのにチームは一人少ない人数で戦わないといけない。
ダン・マーティンふるわず
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エースのダン・マーティンは、トップから57秒遅れの108位。大きく出遅れている。山岳で取り戻すにもかなりのタイム差だ。
7年前の雪辱を果たすためにエースとして出場しているが、これは大きなハンディだ。
チームで最もタイムの良かったのは、マティアス・ブランドル。9分10秒。av56.303km/hで9位となっている。
UAEツアーのタイムトライヤルでも10位になっており、31歳ながらTT能力は上がっているのかも。昨年のジロ第8ステージでは逃げにのり、アレックス・ダウセットのステージ優勝をアシストしつつ自らも5位となっている。
Israel Start-Up Nationは、ダン・マーティンをアシストして総合トップ10には入りたいところだ。山岳でダン・マーティンは調子が出てくるかな。
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