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チームイネオスのフィリッポ・ガンナが世界新記録を一日で2回樹立

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Photo TeamINEOS twitter
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チームイネオスのフィリッポ・ガンナが驚きの世界新記録を一日のうちに2回も達成した。

イタリアのフィリッポ・ガンナが世界新記録を出した種目は、4km個人追抜。

現在行われている、ミンクスのUCIトラックサイクリングワールドカップでの出来事だ。

ガンナの記録は、AV60km/hに迫る4分2秒647という大記録を樹立。

 

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予選から世界新記録樹立

フィリッポ・ガンナは、朝の予選で4分4秒252の世界新記録。これは9月にAshton Lambie(米国)がマークした記録を破った。

そして、決勝ではJohn Archibald(英国)と対戦。自分の記録を2秒近く更新して4分2秒647を記録。

驚異的なペースで、平均時速は59.345km/hもう少しでav60km/hの世界だ。

ここで個人追抜の説明をすると現在は、個人パーシュートとか、インディヴィデュアルパーシュートとも呼ばれている競技。

2008年北京オリンピックを最後に、オリンピック種目からはずされている。

 

個人追抜とは(個人パーシュート・インディヴィデュアルパーシュート)

選手2名が、ホームストレッチとバックストレッチからスタート。決められた距離を完走するまでの間に、相手の選手に追いつくことができれば勝利となる。

最後まで決着がつかなかった場合は、完走タイムの優劣で勝敗が決まる。距離は、男子4km、女子3km、男子ジュニア3km、女子ジュニア2kmとなっている。

Ashton Lambietが持っていた4分5秒423の世界記録は、ボリビアの高地2,500mで達成された。

ガンナの記録は、海抜0mで世界記録を破った最初のライダーとなる。

フィリッポ・ガンナは2016年、2018年、2019年と、これで3回目の世界チャンピオンとなった。

フィリッポ・ガンナはその独走力を生かして、2019イタリア国内TTチャンピオン、2019世界選手権個人TTでも3位になっている。

平坦レースでは、果敢に先頭を引っ張るアシストとしてチームに貢献しているフィリッポ・ガンナ。

来シーズンは自らが勝利を獲得する時だ。

 

2019年にチームイネオスに移籍してから、各段の進歩をみせたガンナのTT能力。これは地道な努力の積み重ねだ。

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