マチュー・ファンデルプールはオリンピックに備えてロードからMTBに切り替え。
初戦となったアルプシュタッド(ドイツ)のワールドカップ初戦で優勝している。これは同じくオリンピックを目指す、トム・ピドコックに続いての勝利だ。
ショートトラックで優勝
レース前のアップは行っていないマチュー・ファンデルプール。
It’s time for the elite men’s XCC race in Albstadt. Good luck, @mathieuvdpoel!#MBWorldCup pic.twitter.com/bRDHOJxaFo
— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) May 7, 2021
クロスカントリーマウンテンバイク競技は2つのレースで構成される。
XCCクロスカントリーショートトラック
このレースは通常、ワールドカップイベント前日の金曜日に開催される。コースの長さは500~1000mで数週走る。ポイントは総合ランキングに加算される。
1位125ポイント、2位100ポイント、3位80ポイント
XCOクロスカントリー
コースの長さは平均5kmで、エリートは1時間30分レースする。
1位250ポイント、2位200ポイント、3位160ポイント
この投稿をInstagramで見る
使用したのはCANYONのLUX。かなり軽そう。
今回マチュー・ファンデルプールが優勝したのはショートトラックだ。マチューは、2019ワールドカップ以来のMTBレース。1年半レースをしてないので国際ランキングは意味がない。
ポイントのないマチュー・ファンデルプールは後ろのほうからスタートで中々前に上がれない。
マチュー・ファンデルプールは、ファイナルラップで先頭に立ち、元世界チャンピオンのニノ・シューターを突き放そうとする。
この投稿をInstagramで見る
マチュー・ファンデルプは、最終的に3位となったニノ・シューターに35秒のタイム差をつけて勝利。
まずは、ワールドカップ初戦でリーダージャージとなる。トム・ピドコックは資格がなかったので、日曜日から参戦する。
マチュー・ファンデルプールは、アルプシュタットとノペ・メストのみに参加するので、ポイントを沢山稼いでおかないとスタートで良い位置が確保できない。
まずは、日曜日のスタートは最前列だ。
マチュー・ファンデルプールは
戻ってきてすぐに勝つことができるのはとても嬉しい。ショートトラックは自分にあっているが、日曜日は全く違う。登りがあり体力も必要だ。
でも、リーダージャージから始められることはいいことだし、重要なポイントにも満足している。
リザルト
ショートトラック リザルト
1. Mathieu van der Poel 20:39
2. Victor Koretzky +0:02
3. Nino Schurter +0:03
4. Henrique Avancini +0:09
5. Mathias Flückiger +0:10
ポイントランキング
1. Mathieu van der Poel 125ポイント
2. Victor Koretzky 100
3. Nino Schurter 80
4. Henrique Avancini 75
5. Mathias Flückiger 70
コメント