ジロ・デ・イタリアの開幕に合わせて各社ともにタイムトライヤルバイクの新型を次々に発表している。
デローザも、一般販売が7月と言われているDeRosa TT Discをジロの開幕戦で正式に披露する。
DeRosa TT Disc
以前のモデルから進化した新しいTTバイクは、ディスクブレーキ付きのバージョンでのみ生産される。
最大の空気力学、軽量化などの3つの明確な目標を達成することを目的としたDe-Rosaによる集中的な研究開発作業の結果を具体化している。
実は、この新型DeRosa TT Discはツール・ド・ロマンディのプロローグでエリア・ヴィヴィアーニ(Cofidis, Solutions Crédits)が使用していた。
フレームで特徴的なのは、リアホイールに沿ってデザインされたシートチューブの形状。完全にホイールに覆いかぶさってますね。
Cofidis, Solutions Créditsのライダーと共に、風洞で研究開発が行われた。
新しい「DeRosaJW」フォークの構造は、アーチが拡大されており、横方向に排出される空気のより流動的な通過を可能にし、フォークとホイールの間に発生する可能性のある渦を排除している。
完全に内部ケーブルルーティングとなったVision TFAハンドルバーと完全に統合され、トップチューブのダイナミックなラインと斜めのテーパーを続ける。
リアステーおよびボトムブラケットシェルと統合された垂直チューブにも最大限の注意が払われている。
フレーム重量は1,250g、フォーク420g、シートポスト180g。高弾性カーボンの大量使用により、剛性は大幅に向上。
ジロの開幕ステージでは、Cofidis, Solutions CréditのTTバイクにも注目してみておかなくてはいけませんね。
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