7月28日に始まったブエルタ・ブルゴスに黄色信号が灯ってしまった。
Israel Start-Up Nationは、レースが始まる前にゴールド・シュタインとアレックス・ダウセットが陽性反応を示したイタマル・アインホルンと接触したとして除外されていた。
これと同じような事態が、他のチームでも起こってしまった。
コロナ陽性者と接触したチームはライダーを第2ステージから出場させない事態に。
コロンビアのライダー3人
第2ステージから3人出場させないチームは、UAE-Team Emirates。
出場しない3人は
- ファン・セバスチャンモラーノ(Juan Sebastián Molano)25歳
- クリスティアンカミーノ・ムニョス(MUÑOZ Cristian Camilo)24歳
- アンドレスカミーロ・アルディラ(Andrés Camilo Ardila)21歳
彼らから陽性反応が出た訳ではないが、チームは大事を取って3人を出場させない。フェルナンド・ガビリアもコロンビア出身だが、彼は接触していないようで一安心だ。
3人は別のテストを受けて別々に帰国。
チームは、UCIの健康プロトコルに従って、3人のライダー全員が火曜日にレースが始まる前に2回テストされ、最初は6日前に、2番目はスタートの72時間前にテストされたと付け加えている。
これまでの全てのテストは陰性だった。
UAEツアーでは、フェルナンド・ガビリアとマキシミリアーノ・リケーゼがコロナに感染してしまった悪夢がよみがえる。またもUAE。しかも、ガビリアも出場している。
モビスターはレースディレクターに意見
モビスターは、Israel Start-Up Nationが2人を除いてレースを続行することについて懸念を示している。
レースディレクターのルーベン・ゲレイロに対して、INSをレースから除外するように要求。
主催者側もその意見を伝えたがISNは拒否したと伝えられている。第2ステージを前にして、UAEもコロナ感染者と接触しているライダーがいたとしたら、更に強硬的な行動を取る可能性もあるだろう。
陽性反応が出た場合には、レース自体が中止となり、今後のレースも出れない可能性も出て来る。
接触したことが確実に分かっているのならば、チーム全体で出場を辞退することも考えたほうが良いのではないだろうか?
せっかく再開したレースが、これでいつ中止となるかわからなくなってきた。誰一人として陽性反応を出さないようにリスクは避けて欲しいという考えも良くわかる。
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