季節も夏が近づいてきました。冬用のレインシューズカバーとしては以下を使用してます。
通勤では、これと併用してパールイズミのレインシューズカバーも使っています。
通勤ならば、レインシューズカバーでも良いのですが、仲間との練習でこれをはくのはちょっと少しかさばるし空気抵抗も大きいです。
それで、夏用の練習用レインシューズカバーをかねてパールイズミのコーティングロングシューズカバーを購入しました。そのインプレです。
コーティングロングシューズカバーの特徴
素材構成
- メイン素材: ポリエステル
- 素材構成: ポリエステル80% SPANDEX20%
- ポリウレタンコーティング加工
- コーティングシューズカバーに丈が4cm長めのモデルが登場。
- 長丈ソックスに合わせてスタイリッシュに。
- 18.5cm丈
- ⇒M-L(24-27cm)、XL-3L(27-29cm))
- 洗濯ネットにいれて30℃以下で洗濯
- タンブラー脱水は使用不可 縮みます。
重量は
この重量なので、雨が降る前にジャージのポケットにいれておいても問題ありませんね。
製品としては、走行中の空気抵抗を減らすとうたわれています。
以前にはレイン用とうたわれていたパールイズミの製品がありました。私はこれを2回買っています。
ただ、以前使用したものは今回の丈の長いものではなかったです。
気を付けて使用しないと、すぐに破けてしまいます。
形状
以前のレインシューズカバーは、黒でした。
ロングは白しかないようです。
裏側
カカト部分は、穴があいてないです。どれくらい持つのか検証してみます。
カカトの裏側
触ってみると、柔らかいです。気を付けて歩けば穴もあかないのかな??
はいた感じ
見た目だけで、速く走れそう(笑)
気を付けて装着
スピードペダルなので、クリートカバーをつけています。
シューズがバックル式などでは、ひっかかって破れたりするので気を付けて装着する必要があります。
裏側
クリートカバーがデカイのですが、外すことなく装着は出来ました。
破けるのが嫌ならば、外してからシューズカバーを取り付けたほうが良いですね。
コーティングシューズカバーとの長さの違い
4センチの長さの違いは結構ありますね。
ロングの良い点
短い丈のシューズカバーでの様子。見ての通りソックスがはみ出てます。
見た目ですが、出ないほうがカッコいいと思うのは私だけでしょうか??
4時間走行での感想
ちょうど、雨が降りそうな天候で、狙い通り雨もパラパラですが降りました。
天候状況
- 最低気温19℃。
- 最高気温26℃
- 湿度55%
- 雨天走行1時間
- 水たまりなし
4時間走行すると、走っている時は感じてなかったのですが、結構蒸れてました。
あと気にしてたのは、ロングなので丈の部分がこすれて痛くなるのかと思ってました。
これについては、全く問題なく、痛くもかゆくもなかったです。
雨はパラパラだったので問題なしでした。
シューズカバーの空気抵抗削減は
海外のACTIVE のサイトに、40キロ個人タイムトライヤルにおいてのエアロ装備をした場合のタイム削減データがあります。
ここで、Tは秒単位の時間節約であり、Dは抗力差(グラム)です。
上記の表のグラムで表される抗力の各節約は、40kmのタイムトライアルで時間を節約する見積もりを秒単位で提供するために0.464を掛けます。
スポーツ空気力学者Len Brownlie、Ph.D. 風洞試験中に過去8年間に編集したこのグラフのデータを提供しました。
引用元 https://www.active.com/cycling/articles/buying-time-which-aero-equipment-offers-the-most-benefits?page=2
エアロ機器 |
オリジナル) |
エアロ装備 |
ドラッグ差(G) |
40km ITTで節約された時間(秒) |
ジャージの種類 |
ロードビブとジャージ |
ナイキスウィフトスーツ(ノンスタンダードスキンスーツ) |
-289 |
134 |
エアロヘルメット |
ロードヘルメット |
エアロTTヘルメット |
-144 |
67 |
ポジション |
ノーマル |
エアロポジション |
-121 |
56 |
シューズカバー |
シューズカバーなし |
シューズカバー 装着 |
-65 |
30 |
フレーム |
標準チューブTT自転車 |
エアロチューブTT自転車 |
-36 |
17 |
これをみると、シューズカバーを装着するとかなりのタイム削減になることがわかりますね。
サイクルシューズものっぺらぼうではありませんよね。ベルトがついていたり、バックルがついていたりして、これが空気をかき回しているんでしょうね。
30秒タイム短縮できるとすると、40km×30(s)÷3600(s)=0.33km
40Kmの距離を330m速く走れるというのは凄いことですよね。
追記 視認性が良い
製品として、蛍光はうたわれていません。
けれども、トンネルで後ろを走っていた仲間の証言によると、ライトに照らされると凄く目立つらしいです。
ペダルはクルクル回すので、車からみるとかなり目立つようです。
これは、大変良いメリットだと思います。最近は、イエローとかが昼間視認性が良いので、ジャージとかグローブとかで採用されています。
それとならんで、トンネルなどで視認性が良いとなると、これはかなり安全に貢献出来ると思います。
思わぬメリットがあって、買って良かったと思います。
VELOTOZE トールシューズカバー
実は、こちらのVELOZEのトールシューズカバーも使用したことがあります。
少々の雨ならば全く水もはいりません。ただ、お仲間の最強ブルぺライダーが何百キロも走ったら、やっぱり雨も浸透してきたそうです。
私の場合には、ワンシーズン持たなかったです。
シリコンなんですけど、少し、ひっかかると破けてしまう。
本当に1発勝負の時だけならよいでしょうね。
装着方法
装着は、シューズをはく前におこないます。
まとめ
買うのなら、こちらのロングがいいですね。私の場合には、耐久性を重視するのでこれについては今後も継続して検証してみたいと思います。
コメント
表を見ると自転車本体のエアロ化が一番効果が無いですね
おまけに一番金もかかる、
ま、元々全面投影面積はたかが知れてますからね
それにしてもシューズカバーの半分ちょっととは
あるふぁさん、コメントありがとうございます!
投資効果としては、フレームは割高ですよね。
ドーフィネで、トレックも新型マドンのエアロフレームにディスク搭載! とか聞くとついつい気になってしまいます。
実際、乗っている人に聞くと(三人)横風でも、風を受け流すとか (ホントウか?)
もっと安く効果を出すならば、スペシャライズドの空洞実験で、40kmで70秒タイムを短縮出来る方法が出てます。 なんと、スネゲを剃るだけ^^;
これは、タダだけどスネゲ剃ってたら、つかえない技ですね(笑)
[…] そしたらこんな記事を発見 この人の記事の下の方、 海外のACTIVEのサイトに、40キロ個人タイムトライアルにおいてエアロ装備をした場合のタイム削減データですって。 標準チューブ […]
記事のリンクありがとうございます<(_ _)>
良く走られてますね。レースとかでも、このシューズカバーを履いて走っている人は多いです。
頑張って下さい!