スロベニア選手権はコロナ中断後の最初のUCI公認レースとなった。
注目はなんといっても、プリモシュ・ログリッチとダディ・ボカチャルの二人。
二人ともスロベニアのチャンピオンになったことがないので、どちらが勝っても初めての国内チャンピオンとなる。
スロベニア国内選手権
コースは周回を6周する。その後山頂フニッシュに向かってゴールする146kmの距離で争われる。
ゴール手前から始まる坂は、8kmで平均9.8%を上がる。600mも上がっていかないといけない。ここで決着がつくのは間違いないコースだ。
ストリーミングが始まって、最初にビックリしたのはプリモシュ・ログリッチが逃げているのかと思ったこと。一番後ろのライダーが良く似てる。
始まった時には3分10秒の差があった。残り距離が表示されないのでちょっと情報は少ない。
逃げていたのは
- ヤン・トラトニク(Bahrain – McLaren)
- Matic Grošelj(Ljubljana Gusto Santic)
- Horvat ziga(Adria Mobil )
- Cemazar Nik (KK Kranj)
当然、ワールドツアーチームのヤン・トラトニクの引きが断然強い。
当然のように人数は、3人に減る。ここでは集団とまだ2分のタイム差がある。
一人切れ2人に。
だが、結局最後の登りが始まるとヤン・トラトニクの一人に。彼はかなり頑張った。ラスト1キロまでトップを守り切った。
やはり二人の対決
最初にアタックをかけたのはログリッチェ。ここで長いことストリーミングが止まってしまう(^^;
ツールとかだと、すぐにカメラを拭くのだけれども、これはローカル全国大会だからそんなこともない。カメラマンも気づいていないのかな?
最後にマテイ・モホリッチを捕らえている所では、すでにタデイ・ポガチャルを引き離している。
Roglic rocket pic.twitter.com/Z8CJhJAKQd
— Hrastn’kov 🐾 (@Hrastnikov) June 21, 2020
最後は、二人が牽制しているところから、一気にストリーミングはゴールシーンに飛んでしまう。
追記 アタック動画
What Roglic’s Teleport Attack™ actually looked like from r/peloton
完全に前をダディ・ボカチャルに引かせて、一気にアタックをかけているのでダデイも反応が遅れましたね。
と、いうことで10秒も引き離してプリモシュ・ログリッチが勝利した。ここら辺は、貫禄ですかね。
3位までの順位は
- プリモシュ・ログリッチ Team Jumbo-Visma 3:30:50
- タデイ・ポガチャル UAE-Team Emirates +0:10
- マテイ・モホリッチ Bahrain – McLaren +0:39
ファイナルクライムが非常に厳しいレースだった。春を考えると、タデイはお気に入りで、確かに彼を倒すのは簡単ではなかった。
シーズンの最初のレースでここで勝利を収めたという事実は非常に良い気分。私は間違いなくまだトップフォームではないが、次のレースをすでに楽しみにしている。
また、チームを作ってくれたことに感謝したい。スロベニアで私をサポートする努力。それは私にとって大きな意味がある。
最後の1キロでちぎったようですね。2回のアタックがあった模様。見れなかったのがちょっと残念。ログリッチェはTTも出るようなので2冠は間違いないかな。
コメント