2018年の世界チャンピオンにして、2019ブエルタ・ア・エスバーニャでは総合2位。
いまだに衰えを知ることのないスペインの英雄アレハンドロ・バルベルデ。
彼は、東京オリンピックを狙っているが、それに先立ち2020ツール・ド・フランスも出場するという。
2020ツール・ド・フランスには出場する
スペインのウェブサイトZiklolandによると、オリンピックの前にツール・ド・フランス以外の別のレースを計画していないと発言している。
オリンピックを狙うならば、これは理想的な準備にはならない。ツール・ド・フランスの最終日は夕方遅くになり、早くても日本に到着するのは火曜日以降になるからだ。
だが、それでもアレハンドロ・バルベルデにとって問題になるとは思われないとMovistarのマネージャーは言う。
2020年のツール・ド・フランスのタイムスケジュールの初期の報告によると、最終ステージは午後8時に終了した2019よりも数時間早く終了する予定だ。日程も1週間早く始まっている。
彼のライバルとなるであろう、ヴィンチェンツォ・ニバリとロマン・バルデはツールには出場せず、ジロ・デ・イタリアに出場する。
アレハンドロ・バルベルデが予定通りツールを走るならばチームは可能な限りサポートを行うという。ツールに出場してくれるならば大きなUCIポイントの獲得も可能だからだ。
アレハンドロ・バルベルデはオリンピックを彼のキャリアの終わりの大きな目標としてマークしている。
これまでのツールとオリンピック
バルベルデは、今年のツール・ド・フランスでは9位でフィニッシュ。
彼は非常にひどいクラッシュの犠牲者であり、2017年にオープニングステージで膝を骨折したためリタイヤ。2015年には総合3位で最高の結果を得ている。
バルベルデは、2008年に3日間マイヨ・ジョーヌを着用。2005年にはツールデビューでクールシュヴェルでランスアームストロングを抑えてステージ優勝。2012年にもステージ優勝しておりツールでは3勝をあげている。
バルベルデのオリンピックへの最初の参加は、2004年のアテネで47位。それ以来、彼は2008年に北京で12位(2つのイベントの間に2週間近くの大きな時間差はあるもののツールのレース後)、ロンドンで18位、リオで30位となっている。
来年4月に40歳になるアレハンドロ・バルベルデ。以前は、41歳まで現役を続けると発言していたが、現時点では最終決定は確認されていない。
コメント