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シクロクロスワールドカップ2025-2026第4戦アントワープ ティボー・ネイスを襲った最悪のオフデイの理由とは?

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Photo credit: sarflondondunc on Visualhunt
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第4戦をワールドカップリーダーで迎えたティボー・ネイス。

ここまでのポイントは

  1. ティボー・ネイス 80pts  第1・2戦 優勝(第3戦は欠場)
  2. ローレンス・ウィーク 76pts
  3. ヨリス・ニューウェンハイス 75pts
  4. マイケル・ファントーレンハウト 68pts  第3戦優勝

ワールドカップリーダーは目指していないというけれど、ここまで好調だと周囲も期待してしまう。

ただ、スタート前に日曜日のコクサイデは欠場と発表があり、この日も絶好調とは言えない状態に見えた。

 

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背中に痛み

 

今シーズンのシクロクロス界を席巻してきた若きスター、ティボー・ネイス(Baloise Trek Lions)。

第4戦のスタートまで8戦走って4回の優勝。しかも第3戦ナミュールではマチュー・ファンデルプールと競い合って最後の落車があったために9秒差の2位。

 

アントワープは、苦手な砂のコースとはいえ期待された。だが、まさかの失速。 優勝したマチュー・ファンデルプールから遅れること2分以上、順位は23位。これまで表彰台の常連だった彼にとっては、大敗と言わざるを得ない結果となった。

監督や父親のスヴェン・ネイスは敗因の一つとして身体的な不調を示唆した。

「彼はレース中、少し背中の痛みを訴えていたようだ。だが、それ以上にスタートの失敗で気持ちが切れてしまい、頭が下がってしまったのが大きい。」

また、この年齢で、このコンディションで3連戦を強行するのは自殺行為だと判断し、年末年始の過密スケジュール全体を見据えて、一度リセットする選択をしている。

 

 

ティボー・ネイスはスタート前に、「ここで何か成果が出るかどうか?それは、分かないがが、流れを変えるためにできることはすべてやります。」と言っていた。だが、ゴール後には

 

ティボー・ネイスのコメント

スタートをミスしてしまい、レースに復帰するだけのパワーが残っていなかった。もしスムーズにいかなければ、難しいだろう。

今シーズン初めて背中に痛みが出た。診てもらわないといけない。レースはとっくに終わっていたけれど、砂の中で何か前向きなことを見つけようと、自分自身に挑戦しようとした。

でも、自分自身とぶつかり続けていたんだ。完走したかったけれど、自分にできることはあまりないと悟った。こんな日は久しぶりだった。それはいいことではないが、それも事実だ。

 

ティボー・ネイスは、スーパープレスティージュ2023-2024第3戦ニールでも背中の痛みのために走れなくなり歩いている。父スヴェン・ネイス自身も現役時代、背中の痛みを防ぐために体幹を誰よりも重要視していた。

ティボー・ネイスも体幹トレーニングには時間をさいているが、それでもシクロクロスの爆発的な走りは負荷が高い。

クリスマス週間から年末年始に向けてレーススケジュールが厳しいので、ここはコンディションを整える時だ。逆に無理して背中の痛みが長引くとロードシーズンまで響いてしまう。

ジロ・デ・イタリア出場も伝えられており、無理は禁物だ。

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