Schmolke Carbonは、1992年創業のドイツのカーボンファイバーコンポーネントブランド。超軽量なカーボンパーツを販売している。
カーボン構造のスペシャリストであるSchmolkeは、約25年前にカーボンハンドルバーを最初に製造。それ以来、多くの超軽量部品でその名を馳せてきた。
ヒルクライマーがSchmolkeの軽量パーツを良く使っている。
TLO(The Lightest One)シリーズの最新作であるTLO 50 TLR Discホーイルは、そのネーミングに違わぬ軽さを誇っている。
リム高50mmというディーププロファイルでありながら、最軽量のハブ構成(Extralite SPD3+ または NONPLUS)を選択した場合、わずか940gを達成している。驚異的だ。
TLO 50 TLR Discホーイル
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スポークはカーボン素材。カーボンはスチールに比べ最大4倍の引張強度を持ち、高いテンションをかけつつ、大幅な軽量化も実現できる。
リムは、T1100カーボンファイバーを使用。剛性を維持しながらも使用する素材の量を最小限に抑えている。 リム単体での重量は、約320gと驚異的な軽さを達成した。
さらに、リム外部幅32.5mm、リム内部幅25mmとワイド設計。空力性能を最適化するとともに、最新のワイドタイヤ(28mm〜34mm推奨)に最適なサポートも提供している。
あとは作り方だろうけど、そこは企業秘密だ。これで115kgまでのシステム重量を保証しているので、ほとんどの人は乗れるはず。
ちなみに重量比較してみると、Lightweightでも1,230g。さすがに50mmで1,000gを切るホイールは見当たらない。
| 製品名 | リム高 (前後) | 公称重量 (ペア) |
| Schmolke TLO 50 | 50mm | 940g |
| Lightweight Obermayer EVO | 48mm | 1,230g |
| Partington R-Series MKII | 39mm/44mm | 1,218g |
| Cadex 50 Ultra Disc | 50mm | 約1,316g |
| Elite Wheels DRIVE 50D | 50mm | 約1,265g |
| Winspace Hyper D45 | 45mm | 約1,370g |
| Roval Rapide CLX (旧型) | 51mm/60mm | 約1,400g |
TLO 50 TLR Discホーイル spec
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— Capo Velo (@CapoVelo) November 18, 2025
- 重量 : 940 g(Extralite SPD3+およびNONPLUSハブ)/ 1025 g(DT Swiss 180ハブ)
- リム高 : 50mm(チューブレスレディ/クリンチャー、フック付き)
- リム内部幅 : 25mm
- リム外部幅 : 32.5mm
- リム素材 : T1100カーボンファイバー
- スポーク : カーボン・スポーク(24H/24H)
- ハブ : NONPLUS / Extralite SPD3+ (セラミックベアリング) / DT Swiss 180 (オプション)
- システム制限重量 : 115kgまで
- 価格 :



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