イタリアの革新的サイクルウェアブランド、Q36.5が悪天候レース用システム3種類の製品を発表。
- Rain Shell Aero Jersey
- Vampire Shell Jacket
- Rain Shell Plus Jacket
中でも、最も過酷なコンディション向けに設計されたのが Rain Shell Plus Jacket(レインシェル プラス ジャケット)だ。
これは、プロライダーの生のフィードバックに基づいて開発され、Q36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコックが寒い悪天候のレースでその性能を実証している。
Rain Shell Plus Jacket
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Q36.5の創設者ルイージ・ベルガモ氏とピドコックとの対話の中で、集団走行の中央で長時間低い強度で走る際、低心拍数で寒さに苦しむという課題が浮かび上がった。
この極端な寒さと湿度の高いレース状況に対応するために開発されたのがRain Shell Plus Jacketだ。
Rain Shell Plus Jacketは、Q36.5史上最高の防水性を誇り、20,000mmという高い耐水圧メンブレンを採用している。
また、非常に軽量な外部ナイロン生地を使用しつつ、胸部と腕の前面に超軽量のエアインサレーション(フリース裏地)を戦略的に配置。
空気抵抗を最小限に抑えつつ、体幹と腕の主要な部分を寒さから確実に守る。最も寒いレーススタート時、または寒冷な悪天候下(0℃〜10℃程度)での使用を想定して設計されている。
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トム・ピドコックのコメント
新発売のQ36.5 フォールウェザージャケットの開発プロセスに関われたことを誇りに思っている。
Q36.5でルイジと彼のチームと一緒に働くことは、服装によるパフォーマンスの面から、私とチーム全体にとってゲームチェンジだった。
プロトタイプから始まり、11種類のサンプルを経て、現在の3ジャケットシステムに辿り着いた!
この装備がなければ、フレシュ・ワロンヌでの表彰台はなかっただろう…。
もちろん来年は晴天レースを願うが、悪天候時にもこれまで以上に万全な準備が整っていると思うと安心だ🔥
2025 フレッシュ・ワロンヌでは雨がライダーを苦しめた。ティボー・ネイスもジャケットを脱いだり着たりで調子を崩すほど。
また、2024 フレッシュ・ワロンヌではLidl – Trekのマティアス・スケルモースイェンセンが低体温症になっている。雨の日の装備は非常に重要だ。
逃げが決まると通常集団は落ち着くので、雨の中だと寒くなるのは当たり前。トム・ピドコックが表彰台に立てたのはQ36.5 レインジャケットのおかげだろう。




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