スペイン滞在中のマチュー・ファンデルプールは、グレッグ・ファンアーヴェルマートとバイクに乗ったり、水泳に誘われて泳いでいたりした。マチューも引退したら、アイアンマンに出るでしょうね。
そのグレッグ・ファンアーヴェルマートが、マルベーリャで開催されたハーフアイアンマン選手権で優勝した。40~44歳の部で最強の選手だった。
70.3アイアンマン
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グレッグ・ファンアーヴェルマートは2016 リオデジャネイロオリンピックのロード金メダリスト。
今回グレッグ・ファンアーヴェルマートが出場したハーフアイアンマン70.3の意味は。
アイアンマン70.3とは
アイアンマンの半分の距離で行われるシリーズ戦で、世界各地で予選が行われ世界選手権はニースで行われる。
スイム1.9km・バイク90km・ラン21.1kmの距離。ちなみに70.3はレースの合計距離113kmをマイル換算した数字。
グレッグ・ファンアーヴェルマートは、90kmのバイクパートを2時間16分で走破。合計、4時間15分56秒でゴールしている。
グレッグ・ファンアーヴェルマートのコメント
海で泳ぐのは慣れていない。あの競技では、正しい姿勢を選び、常に全体を見渡すことが重要なんだ。例えば、クロールでは大きく間違った泳ぎ方をしてしまった。
それから、トランジションもあるが、これもあまり経験がない。何週間も正しい泳ぎ方を練習しても、レースでは全く違って見える。
ここ1ヶ月、週2回くらい、もちろんもっと時間を作ってトレーニングしてきた。でも、これ以上泳いでもそんなに効果は期待できない。自転車に乗れば、タイムトライアルバイクで90キロを走ることに慣れていないとはいえ、本当に全力で走れる。
フルタイムのプロ選手なら誰でも、あらゆるスポーツの挑戦に完璧な準備をして、中途半端なことはしたくないと思うものだ。
ワールドカップの後はどうですか? 来年世界タイトルを防衛できるかどうかだ。
来年がどうなるかはまだ決めていない。2026年にニースで開催される世界選手権の出場資格を得ているので、その機会を掴む可能性は十分にある。
いずれにせよ、私の目標は徐々に競技から撤退し、レクリエーションとしてのみ続けることなんだ。もう歳をとっているからね。
過去にはXDS Astana TeamのGMアレクサンドル・ヴィノクロフや、ローラン・ジャラベルがアイアンマン70.3で勝利している。




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