途中から雨となった第2ステージは落車が頻発。
ステージ優勝したTeam Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴーまで落車。総合勢ではトム・ピドコックも同じ位置で落車。
だが、雨でもっとも被害をうけたのはGroupama – FDJのギヨーム・マルタンだった。最初のリタイヤとなっている。
ギヨーム・マルタンは骨折
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ギヨーム・マルタンの投稿
残念ながら、ブエルタはスペインに降り立つ前に終わってしまった。滑りやすい下りで転倒してしまったからだ。
その結果、椎骨を2つ骨折した。現在クーネオの病院にいるが、明日か明後日にはノルマンディーに戻りたい。
残りのレース、チームメイトの@equipegroupamafdjとハッピーなレースを!
ギヨーム・マルタンは残り43kmの集団内で落車。残り40kmで集団に復帰。だが、残り32kmでリタイヤとなってしまった。
ギヨーム・マルタンは、Cofidisに2020年移籍。2020ツール・ド・フランス総合12位。さらに、2020ブエルタ・ア・エスパーニャでは山岳賞を獲得。
2021年にはツール・ド・フランス総合8位、同年のブエルタ・ア・エスパーニャでも総合9位となるスーパーな走りを披露。
2022 ツール・ド・フランスは途中リタイヤ。2023年ツール・ド・フランスでは総合10位となった。2024年のツール・ド・フランスも山岳で追い上げ、総合13位となっていた。完走さえすれば、最終的にはトップ10前後にはなっていたはず。
ダヴィ・ゴデュがステージ3位に入ったのにGroupama – FDJはついていない。
アントニオ・ティベッリ Bahrain Victorious
ほとんどの総合勢はヨナス・ヴィンゲゴーから12秒遅れの集団でゴール。Bahrain Victoriousのアントニオ・ティベッリは21秒遅れのステージ27位でゴール。
まだ、脱落というほどのタイム差ではないけど序盤からハンディを負うのはあまり良いことではない。
トースタイン・トレーエンのアシストがなければ、さらに遅れていた可能性はある。レース前インタビューでは脚の状態を確かめるのに良いステージだと言っていたのだけど。
総合勢のタイム差は、第5ステージのチームタイムトライヤルと6・7・9ステージと第1週から厳しい山岳ステージで差がついてくるだろう。
ギヨーム・マルタンは仕方ないが、総合勢の争いは第1週から厳しいステージが待っている。
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