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2025 ツール・ド・フランス第19ステージ ヨナス・ヴィンゲゴーが攻撃しなかった理由とは?

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UnsplashLeon Ephraïmが撮影した写真
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ヨナス・ヴィンゲゴーは、ツールは終わっていないと何度も宣言。

 

最後のアルプス決戦となった第19ステージでTeam Visma | Lease a Bikeの総攻撃があるかと思っていたけれど、マッテオ・ヨルゲルソン、ワウト・ファンアールトが早々に脱落。

残り14kmでタデイ・ポガチャルのアタックによりヨナス・ヴィンゲゴーと二人になった時には壮絶な戦いが予想されてワクワクしたが、その後は静かなレースとなってしまった。

 

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静かなステージ

 

2人が14kmをモン・ヴァントゥのようにアタック合戦してくれたら、ファンは最高だったはず。

だが、ヨナス・ヴィンゲゴーはタデイ・ポガチャルについているだけだった。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント

今日は本当にステージ優勝したかった。でも、テイメンは信じられないほど強かった。結局、彼がこのステージの勝者にふさわしい。気分は良かったし、ステージ優勝に集中しようと決めた。残念ながら、逃してしまった。

 

4分の差を縮めるステージではない

日本語字幕でみると内容がわかる

 

スポーツディレクターのグリッシャ・ニアーマンが、今日の戦術について答えている。

 

グリッシャ・ニアーマンのコメント

ポガチャルとUAE Team Emiratesがステージ優勝を狙うと確信していた。私たちにとっても4分を稼ぐ日ではなかったので、ヨナスとステージ優勝したかった。

これがポガチャルに勝つための方法だった。彼も明らかに勝ちたかったようだが、最終的に彼らはテイメンでちょっとしたミスを犯してしまった。シャポー、そしておめでとう、テイメンとINEOS。

長い間、彼らはまだ彼に追いつけるように見えたが、スプリントのスタートが遅かった。

 

ステージ短縮が第19ステージの作戦変更となった訳ですか?

それが、総合を狙わなかったことにつながった。今だったら、それはとても難しくなっていただろう。だからステージ優勝を狙ったんだ。

 

ツール・ド・フランス制覇が本当に実現しそうにないと思ってますか?

これで本当に終わりなのか?パリまであと2日あるけれど、普通はもううまくいかないよ。

 

全ての答えは前日に決まったコース変更にあった。もし、変更がなければ5つの山岳ポイントがある獲得標高4,500mの壮大な山岳ステージだったはず。

それが、40kmも短縮されたためにTeam Visma | Lease a Bikeの最後の計画は実行されることなく終わってしまった。もう、チームの目標は総合優勝を狙うのではなくステージ優勝に切り替えている。

コース変更がなければ、前からの計画通りに攻撃が行われたはずだった。

結局、ヨナス・ヴィンゲゴーは最後に前に出てボーナスタイムで2秒ほどタイム短縮しただけで終わってしまった。

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