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2025 クールネ〜ブリュッセル〜クールネ   オープニングウィークエンド2日目を制したのは?

海外情報
Photo credit: adambowie on Visualhunt.com
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ベルギーのオープニングウィークエンド2日目。クールネ〜ブリュッセル〜クールネ。Kuurne – Brussel – Kuurne(1.Pro)

1日目のオンループ・ヘットニュースブラッドは、Uno-X Mobilityのソーレン・ヴァーレンショルトが勝利。給料が全てではないといい昨年ステージ優勝したアウラルツアーは欠場。これはサウジアラビア政権に対するささやかな抵抗だった。信念の人だ。

2日目となる、クールネ〜ブリュッセル〜クールネは、スプリンターのためのレースだ。

 

過去の優勝者は

  • 2024  ワウト・ファンアールト
  • 2023   ティシュ・ベノート
  • 2022   ファビオ・ヤコブセン
  • 2021 マッズ・ピーダスン
  • 2020 カスパー・アスグリーン
  • 2019 ヤコブ・フルサン
  • 2018 ディラン・フルーネウェーヘン
  • 2017 サガン
  • 2016 ジャスパー・ストゥイヴェン
  • 2015 マーク・カヴェンデッシュ
  • 2014 トム・ボーネン
  • 2012 マーク・カヴェンデッシュ

 

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コルトレイク~クールネ  196.4km

コースマップ photo kuurne-brussel-kuurne.be

 

コルトレイク市は、2024年から3年間レースのスタート地点となっている。

 

昨年と少しコース変更。13の登り坂があるけれど、後半のゴールに向けて平坦が続くのでスプリンターが戻ってくると言う訳だ。

 

  1. ティーゲンベルク(1,400 m・4%)
  2. フォルケゲンベルク(1000m・5.1%)
  3. ブーエンベーク(1,100m・4.8%)
  4. ボッセナール通り(1,300 m・5.6%)
  5. テン・フート山(標高1,100m・6.2%)
  6. ラ・ウップ(1,880 m・4.8%)
  7. アモー・デ・パパン(1,200 m・6.6%)
  8. ル・ブルリケ(1,300 m・6.8%)
  9. モンサンローラン(1,300 m・7.8%)
  10. クライスベルク(1,400 m・4.8%)
  11. ホトンド(1,200 m・3.1%)
  12. コート・ド・トリウ/ノクテベルグ(1,260 m・7%)
  13. クライスベルク(1,100 m・6%)

 

注目のライダーは

  • Team Visma | Lease a Bike ワウト・ファンアールト、オラフ・コーイ、ティシュ・ベノート、ヴィクトール・カンペナールツール、マッテオ・ヨルゲルソン
  • Red Bull – BORA – hansgrohe  ヨルディ・メイウス、ヤン・トラトニク、オイエル・ラスカノ、ミック・ファンダイク、ティム・ファンダイク
  • Alpecin – Deceuninck ジャスパー・フィリップセン、カーデン・グローブス
  • Intermarché – Wanty アルネ・マリット、タコ・ファンデルホールン
  • Soudal Quick-Step ティム・メルリエ、イヴ・ランパールト
  • Arkéa – B&B Hotels フロリアン・セネシャル、アモリ・カピオ、イエンセ・ビエルマンス
  • Bahrain – Victorious マテイ・モホリッチ、フレッド・ライト
  • Cofidis ディラン・トゥーンズ、ブライアン・コカール
  • Decathlon AG2R La Mondiale Team オリバー・ナーセン、ドリース・デポンド、シュテファン・ビッセガー
  • EF Education – EasyPost ミケル・ヴァルグレン、カスパー・アスグリーン、ミッケルフレーリク・ホノレ
  • Groupama – FDJ シュテファン・キュング、ケヴィン・ゲニッツ
  • INEOS Grenadiers ボブ・ユンゲルス、ジョシュア・ターリング、コナー・スウィフト、ベン・ターナー、キム・ハイドック
  • Lidl – Trek エドワード・トゥーンス、ジャスバー・ストゥイヴェン、マティアス・ヴァチェク
  • Movistar Team イバン・ガルシア、ダヴィデ・チモライ
  • Team Jayco AlUla マキシミリアン・ヴァルシャイド
  • Team Picnic PostNL ジョン・デゲンコルプ
  • UAE Team Emirates – XRG ティム・ウェレンス、ニルス・ポリッツ、ヨナタン・ナルバエス、フロリアン・フェルメルシュ
  • XDS Astana Team マイク・テウニッセン、ケース・ボル、マックス・カンター
  • Israel – Premier Tech ライリー・シーハン
  • Lotto アレック・セガート
  • Uno-X Mobility ラスムス・ティレル、ソーレン・ヴァーレンショルト、ヨナス・アブラハムセン
  • Q36.5 Pro Cycling Team ジャコモ・ニッツォーロ、マッテオ・モスケッティ
  • Tudor Pro Cycling Team マッテオ・トレンティン

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

Team Visma | Lease a Bikeは、オラフ・コーイでスプリントを狙う。

 

昨日のオンループ・ヘットニュースブラッド優勝のソーレン・ヴァーレンショルト。今朝、ボクサーパンツ姿で体重計に乗ったら、体重が92.5kgあったと。

 

スタート前。

 

オフィシャルスタート。

 

7人の逃げ

7人が逃げている。

  1. ドリース・デポンド (Decathlon AG2R La Mondiale Team)
  2. ヒューブ・アーツ (Intermarché-Wanty)
  3. Ward Vanhoof (Flanders-Baloise)
  4. マリウス・マイヤーホーファー (Tudor Pro Cycling Team)
  5. Tomas Kopecky (Unibet-Tietema Rockets)
  6. セリエル・デサル(Wagner Bazin-WB)
  7. Axandre Van Petegem (Wagner Bazin-WB)

 

残り96.7km。集団はTeam Visma | Lease a Bikeが引いている。

 

なんと、昨日のオンループ・ヘットニュースブラッドを制したソーレン・ヴァーレンショルトが集団から切れていった。

 

3人が集団から抜け出す。

  1. ヨナタン・ナルバエス UAE Team Emirates – XRG
  2. ルイス・アスキー Groupama – FDJ
  3. ティモ・キーリッヒ Alpecin-Deceuninck

 

Team Visma | Lease a Bikeのエドアルド・アッフィニが少し遅れている。アシスト終了か。

 

追走していたAlpecin-Deceuninckのティモ・キーリッヒがパンク。これは痛い。

 

登りで止まってしまう。

 

ティム・ウェレンスが攻撃。

 

集団から3人が抜け出した。

  1. ルイス・アスキー Groupama – FDJ
  2. ティム・ウェレンス UAE Team Emirates – XRG
  3. ヨナス・アブラハムセン Uno-X Mobility

 

残り73.3kmで1分5秒差に。

 

ワウト・ファンアールトが動く。

 

今日は足の調子が良いのだろうか。

 

残り67.9kmで46秒差に。

 

追走が出ている。

  1. シュテファン・ビッセガー Decathlon AG2R La Mondiale Team
  2. ティム・ウェレンス UAE Team Emirates – XRG

 

集団先頭にAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセンがたった。

 

ティム・ウェレンスが先頭に追い付きそうだ。最後尾はIntermarché – Wantyのヒューブ・アーツ。

 

残り53.3km。先頭にティム・ウェレンスが追いついている。

 

集団からワウト・ファンアールトとRed Bull – BORA – hansgroheのロジャー・アドリアが抜け出した。

 

残り51.2km。ワウト・ファンアールトはロジャー・アドリアが交代しないので逃げを止めている。

 

完全に足を止めて待つ。

 

Alpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセンは最後尾に。

 

残り45.4km。集団はSoudal – Quick StepとLidl – Trekが引く。スプリント狙いだ。

 

ジャスパー・フィリップセンは、チームカーと相談。もうスプリントだけを狙えば良い。

 

残り38.4km。Red Bull – BORA – hansgroheも集団けん引に。

 

先頭からDecathlon AG2R La Mondiale Teamのドリース・デポンドがアタック。

 

ドリース・デポンドは先頭集団に戻る。

 

先頭から千切れたライダーが捕まる。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamのシュテファン・ビッセガーも集団に吸収される。

 

ヨナタン・ナルバエスは、ワウト・ファンアールトの後ろで走っている。

 

ティム・ウェレンスがアタックだ。

 

Intermarché – Wantyのヒューブ・アーツも集団に戻る。

 

先頭は4人に。

  1. ティム・ウェレンス UAE Team Emirates – XRG
  2. ドリース・デポンド Decathlon AG2R La Mondiale Team
  3. マリウス・マイヤーホーファー Tudor Pro Cycling Team
  4. セリエル・デサル Team Flanders – Baloise

 

残り28km。31秒差に。

 

残り24kmで30秒差。

 

残り18.2kmで12秒差に。

 

残り14.3kmで11秒差。タイム調整されている。

 

残り1周

集団が迫るなかフニッシュラインを通過。2,500ユーロの賞金がある。

 

最後まで抵抗した、Tudor Pro Cycling Teamのマリウス・マイヤーホーファーが捕まる。

 

残り4.1km。Uno-X Mobilityが先頭。

 

残り3.6km。

 

あっとバス停の看板のようなものにぶつかった。

 

奇跡的に一人だけ落車。

 

Bahrain Victoriousのマテヴジュ・ゴヴェカルだ。

 

残り1.9km。EF Education-EasyPostが先頭に。

 

アシストが外れていく。先頭はAlpecin-Deceuninckのジョナス・リカールトからカーデン・グローブスに。

 

ジャスパー・フィリップセンが2人のリードアウトから発射だ。ジョナサン・ミランが反対側にいる。

 

ジャスパー・フィリップセンが完璧なスプリントを開始だ。

 

ジャスパー・フィリップセンの後ろにはTeam Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイがいる。

 

はやくも後ろでジャスパー・フィリップセンの勝利を確信して、カーデン・グローブスが手をあげているぞ。いいのか?

 

ジャスパー・フィリップセンがついに今シーズンの初勝利となった。

 

これほど完璧なリードアウトを受ければ負ける訳にはいかない。

 

ジャスパー・フィリップセンがオープニングウィークエンドの2日目を制した。2位はTeam Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイ、3位にはIsrael – Premier Techのユーゴ・オフステテールが入った。

 

リザルト

優勝したAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセン

27歳の誕生日に優勝できるなんて信じられない。この1年が私にさらなる強さを与えてくれたのかもしれない。決勝戦では我々は非常に強いチームだった。

彼らがいなければ、これは不可能だっただろう。スプリントの可能性が高いことは分かっていた。丘陵地帯では多少の動きがあったが、大きな集団が常にまとまって、追いつこうと戦っていた。戻ってくるのはとても大変だった。

正直に言うと、ゲレンデでは昨日ほど足の調子が良くなかったんだ。近年、オープニングウィークエンドが本当に成功したことは一度もない。昨日は複雑な気持ちの日だったが、今日、つまり自分の誕生日に勝てたことは、さらに特別なことだ。

ジョナス・リカールトとカーデン・グローブスのリードアウトについては?

ヨナスとカーデンのリードアウトは最強だった。カーデンはリードアウトとして短期間パートタイムの仕事をしていた。通常、彼は最高レベルのスプリントでも自分で勝つことができる。

これをうまくやり遂げて、チームとしてレースに勝つことができたのは素晴らしいことだ。グローブスも今年ツールに出場すると思うよ。通常、その場合、非常に良いコンボが得られる。

レース中、私は全員に体調を尋ねたが、全員がすでに最高の脚力を失っていた。当初の計画では、もしカーデンが調子が良ければ、彼はチャンスをつかむことができただろう。だが、誰もが少し自分の能力を超えていた。しかし、平地ではいつでも自分たちの力を発揮できる。

 

2位 Team Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイ

最終コーナーに向けての戦いだった。そこでは良いポジションにいなければならなかった。それも事前に話し合われた。そこからは、それ以上補うことはできない。ワウトとマッテオは最後の部分を完璧にやり遂げた。

Alpecin-Deceuninckがスプリントを開始し、私にはジャスパー・フィリップセンを追い抜くだけの脚力が残っていなかった。 それは公正なスプリントだった。もちろん勝ちたかったが、ジャスパーはとても強かった。もうそれを乗り越えられなかったんだ。

次のレースはティレーノ〜アドリアティコ、ミラノ〜サンレモ、クラシック・ブルージュ〜デ・パンネ、ヘント〜ウェヴェルヘムですね。

楽しみなことがたくさんある。 2週間ほど少し落ち込んでいたが、今は軌道に戻れることを願っている。

 

 

3位 Israel – Premier Techのユーゴ・オフステテール

ジェイク・スチュワートが僕の感触を聞いてきて、”うん、すごくいい感じだし、動きにもついていけるよ “って答えたんだ。 ジェイクのためだったんだ。

マティス・ルーベルとギヨーム・ボワヴァンは、ジェイクのように僕のために素晴らしい仕事をしてくれた。 この最終左コーナーでは、本当にいいポジションにいることが重要だとわかっていた。

何とかオラフからハンドルを奪うことができた! でも、速すぎる選手たちをパスするのは本当に難しかった。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin – Deceuninck 200 4:26:30
2
 KOOIJ Olav
Team Visma | Lease a Bike 150 ,,
3
 HOFSTETTER Hugo
Israel – Premier Tech 125 ,,
4
 MARIT Arne
Intermarché – Wanty 100 ,,
5
 PLUIMERS Rick
Tudor Pro Cycling Team 85 ,,
6
 MILAN Jonathan
Lidl – Trek 70 ,,
7
 VAN DEN BERG Marijn
EF Education – EasyPost 60 ,,
8
 BITTNER Pavel
Team Picnic PostNL 50 ,,
9
 KUBIŠ Lukáš
Unibet Tietema Rockets 40 ,,
10
 GROVES Kaden
Alpecin – Deceuninck 35 ,,

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